2021年11月24日水曜日

行動力

 久しぶりの登場、小熊です。

昨夜、指導者交流サッカーをAFC茅ヶ崎主催で行いました。

まずは急遽のお声がけにも関わらず、ご参加いただいた皆様へ感謝いたします。ありがとうございました!


今回、アイデアは私が出したものでした。

(私が考えました!とかを言いたいわけではないので、そこだけ勘違いしないでください笑)


正直、アイデアを出すことや型に縛られない意見を言えることが、自分の中で強みだと考えています。

その強みとは逆に行動することが苦手です。苦手というか、行動する前にあれこれと考えてしまい行動に移るまでにリスクを考えすぎてしまう、という方が正しいです。弱みだと考えています。

今回は伊藤コーチが行動に踏み切りました。

(行動力、見習いたい)


これらが良いのか悪いのかは時と場合によりますが、使い分けが出来ることが1番です。


「行動力しよう、失敗しても良い。

まずはやってみて振り返ればいい。」

選手にもこんなことを偉そうに言っています。


選手に求めるならまずは自分から。



次は一緒にボール蹴ります⚽️!


小熊優一








2021年11月23日火曜日

頑張れる度

【頑張れる度】=《1つのスイッチ》×《2つの日常》

この時期は中学3年生たちが受験に向けて新たな刺激とストレスがかかります。
頑張らなければいけない時期です。

説明会や部活の練習会などに参加することで少し先の景色を想像し易くなり次のビジョンの具現化につながることが新たな刺激となり行動が変わってくる選手がいます。
また次のビジョンが見える化してくることで学習面での目標値やノルマもより明確になり、道筋を辿り易くもなります。

こういった刺激はもちろんプラスに働きますが、それでも新たな負荷がかかるという意味ではストレスにもつながります。
だからこそ大好きなサッカーをする時間も作ってメリハリのある生活を過ごしていくことが健全的ではないかと考えています。

そう、いま中学3年生たちは「頑張り時」なのです。
何事も取り組む以上は「頑張る」のは当たり前のことですが、実際に頑張っているかどうかの物差しは本人の中でしか中でしか測ることができないものかと思ったりしています。
(まあ結局のところどれだけ頑張ったかというのは結果としてダイレクトに戻ってくるので、そこが一つの体験になるのだと思います)

ではどれだけ頑張ったか?ということをチェックするよりも、どうやって頑張り続けることができるか?という点にフォーカスしてみます。

◆1つのスイッチ
どれだけ・どうやって「頑張ること」ができるのか?
ここは所謂「やる気スイッチ」が入らなければ始まりません。
⇒ "自分の次のステージはここだ!"
という目標地と目標値が明確になればスイッチは必ずと言っていいほど入ります。

問題はスイッチが入ってからの"ガソリン"と"燃費"です

◆2つの日常
やる気スイッチが入れば「頑張る」ことはできます。
問題は、それがどれだけ・どのように継続するか?というところです。
つまりどれだけガソリンが入っていて燃費が良いか?
ここは日常における2つの行動がキーになります。

①心掛け(ガソリン)
日頃の活動に対してどれだけ真摯に真剣に本気で取り組めているか?
1回1回、1つ1つのプレー、1分1秒を日々大事に過ごしている選手は頭と心の持久力がついています。
そして仲間や家族など周囲の存在に支えられていることを自覚しているかどうかも重要です。
そういった存在に感謝の気持ちを表現できている選手は、自然とその存在が潜在的に顔を出して本人の背中を押してくれていることを感じ加速します。

②気づき(燃費)
これは心掛けにリンクするところですが、日々アンテナを張って小さな物事や差異に気づくことを指しています。
つまり変化や日常の前進、周囲の存在に気づけるかどうかです。
毎日同じようなことを繰り返しているといくら頭と心の持久力があっても刺激が薄くなりモチベーションは維持できません。
しかし毎日同じことをしているように見える中に「変化」や「支え」を気づくことができれば内的動機を維持する・加速させることができます。

そんなことを5期生の姿をみて感じました。
目標が明確になってスイッチが入るのは当然ですが、それをどれだけ維持あるいは加速できているか?というところをみたときに彼らの日常を振り返ってそう感じました。

新たな学びをありがとう。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介

2021年11月17日水曜日

主役は選手

はじめまして、

私事ではありますが自己紹介から始めさせてもらいます。

18歳GKコーチをやらさせてもらっています田原美波です。

中学時代はAFC茅ヶ崎でプレーをさせてもらっていました。

AFC茅ヶ崎を卒団してからは、フットワーククラブ寒川でプレーをさせていただいております。

ポジションは、ゴールキーパーです。

ゴールキーパーなのにも関わらず、身長は165㎝しかありません。


ここからは今自分が指導者としてやらせてもらっている目線で、お話をさせていただきます。

自己紹介でもありましたが、自分はGKコーチをやらせてもらっているため、ゴールキーパーの選手と関わる時間が非常に多いです。

去年GKの卒団生が1名。

いまは、GKプレイヤー2名を指導させてもらっています。

自分は、彼らにトレーニングメニューを組んでいく中で常に、2つ欠かせないことがあります。

まず1つ目は、「楽しさ」を取り入れる事。

それは、GKトレーニングを行う中で彼らがフルタイムで緊張感を持ってやることは大切ですが、それだけではGKの楽しさを分かってもらえません。

GKトレーニングが終わった後に彼らが、あのトレーニング楽しかったななど、トレーニングをやっている最中に楽しそうにしている笑顔を見ることが1番嬉しいです。

ですが、ゴールキーパーはとても責任のあるポジションです。ゴールキーパーを続けていくことは簡単なことではないと思っています。

たった一つのミスから失点につながってしまうし、サッカーで1番大きいものを守っていますから。

だからこそトレーニングでは、「楽しさ」を取り入れて、キーパーでしか味わえない楽しさだったり、キーパーを続けたいと思ってもらえるように、「楽しさ」を取り入れるようにし、キーパーを続けたい!と思ってもらえるようにしています。

2つ目は、「やる気を失わせない」

指導法はいくつかあると思います。

自分は昔小さい頃にプレーをしていた時、そのチームの指導法は強制でした。強制とついてる通り、なにか間違ったことをすれば、怒鳴られ、次第にミスをしないようにしなければ。と言う考えに変わってしまいました。そうなると、選手たちがサッカーを楽しめているのか、サッカーを続ける意味はあるのか、と言う考えに僕自身の中で考えがまとまりました。

当然、僕自身もその指導法のチームでプレーしていた時は正直、楽しくなかったです。

サッカーをする以上、主役は指導者ではありません、選手です。

と言うことを踏まえて、日頃のトレーニングではGKがミスをした際、判断を誤った際は怒鳴ったりはせず、まずどうしてそうなってしまったのか?じゃあ次はこうして行こう。

と選手のやる気を失わせないように心がけて、トレーニングを行っています。


今後、指導者として過ごす日々を増やしていったら、もっと自分自身の課題やより良い指導法も見つかってくると思います。


長くなりましたが、初のスタッフブログはこんなところでしょうか。

まだまだ、自分は指導者としては未熟者です。伊藤監督、小熊コーチ、陸コーチの素晴らしい指導からたくさん学び、選手達が成長できる指導法を見つけ、自分自身も成長していけるよう頑張っていきたいと思います。


田原美波



2021年11月1日月曜日

無知の知

2021年10月31日(日)


無知の知

ブログを再開してから、生活の中で「何かブログで書けることないかな」と、アンテナを張ることが増えました。
しかし、なかなか見つからない…。
それは何故なのかと考えた末に「知識不足」という結論が出ました。(アンテナを張ることに慣れていないのもありますが…)

どうしてその結論に至ったかというと、
車を走らせていた際に、海の近くに植えられている松の木に目が行きました。
そして、茅ヶ崎に越したばかりの時に、どうして松の木なのか。
また、どうして栄養が少なそうな砂浜に松の木が育つのか。
そんな事を感じて、考え調べた事があることを思い出しました。

小さな頃は、景色の一部として違和感を感じることはなかったのですが、大人になり知識が増えたことにより、同じ景色でも疑問や感じとれる事の量が格段に違っていたのです。

これは、私生活だけでなく、指導の現場でも同じことが言えると思います。
トレーニングや試合の現場に立って、同じ現象を体験しても、指導者の知識の量によって感じとれることや、抽出できる課題の量に違いが出る。
そして、その差が選手たちの成長度合いの大きな差になってしまうなと感じと同時に、今の自分はまだまだ感じとれる事が少なすぎるなと。
そんな自分の無知さが恥ずかしくなりました。

選手を成長させる事が指導者の役目である以上は知識のインプットは欠かせません。
自分が無知であると認識できたことをポジティブに捉え、学習をし、知識のインプットをサボらずに行っていきます。




AFC茅ヶ崎 コーチ
本田

2021年10月27日水曜日

文武充実

【文武両道】AFC茅ヶ崎の立ち上げ当初から一貫して選手に伝え続けている言葉です。

しかし実情は、、、成績表をチェックすると両立できている選手もいれば学習面の苦手意識が伝わってくる選手もいます。

だからといって学習面の成績が芳しくない選手を冷遇するようなことはしていません。
というよりも、指導者側が文武両道を徹底・実践させることができていない宙ぶらりんな状態にあるクラブと言えます。

学習塾にも通わずに成績はオール5、高校も進学校に進んだ選手もいます。
逆に何とか悪戦苦闘の末に高校に入れたものの進学・入学自体が自分の意思という感じではなかったため途中退学した選手もいます。

なかなか【文武両道】の着地点を見つけられずにいました。

"いました"
そうです。やっと一つの答えに辿り着くことがある選手のおかげでできました。

その選手、先日の試合で怪我をしました。
元来一切手を抜かずに勇気あるプレーヤ泥臭いプレーも厭わない選手なので大小の怪我はある選手です。
そんな中、今回はやや大きめの怪我でした。

しかしその怪我をした要因は先に述べた手を抜かずに全力でプレーしたこととは言い切れません。
なぜならばその試合は全体を通してパフォーマンスが高かったとは言い難かったからです。
身体の重さというか、キレのなさ、思い切りの悪さ、その辺りが気になっていました。

数ヶ月前はそれこそキレッキレなプレーで試合中にスポットライトを浴びまくっている状態でしたし、その結果としてゴールもコンスタントに奪っていました。
AFCでプレーするようになってからベストな状態だったと言えます。

この数ヶ月でどんな変化があったのか?
それが"学習面"における変化です。

その選手は学習面への苦手意識がとても強く、できないからやる気が起こらないという典型的なパターンに陥っていました。
そこからAFC学習サポートを始め、特に苦手意識が強かった数学においてコツを掴み始め「問題を解くことが楽しくなってきた」と言うまでに変化しました。

その頃とベストな状態だった時期が一致します。

そして最近はその楽しくなりつつあった数学で壁に跳ね返されてしまい意欲が下降線を辿っていました。
ここと決して高くはなかったパフォーマンスのタイミングも一致します。

ここで好不調の波の中に答えを発見しました。
その答えが【文武充実】です。

学習面でも成績の高い低いは問わず「やる気がわく・楽しめている状態」であれば必然的に「サッカーにおけるパフォーマンスも向上する」そして「その逆も然り」という事実を好不調で体現することで教えてくれました。

文武を充実させたその先に文武両道という立派な姿勢が待っているのではないだろうか?
という聞けば当たり前のようなことにやっと気づかせてもらいました。

言われてみると過去に学習サポートで成績を上げて行った選手も同じような軌道でサッカーのパフォーマンスも向上していっていました。

「文武を充実させるサポートをすること」が結果的に「文武両道」な選手に成長する一助になることを信じて精一杯サポートしていきます。

中学生は①プライベート②学習面③夢中になれるもの、この3つが生活の柱だと思います(家族の存在は支柱です)。
①彼女ができるのもよし、モテモテになるのもよし
②学習することが楽しいものになればよし、成績が良ければなおよし
③とにかくサッカーが楽しい、もっと上手くなりたい、次の活動が楽しみ

①はなかなか介入できませんが、②は学習サポートを中心に、③は日々の活動で全身全霊をかけて臨み選手たちのポジティブな変化と成長を楽しんでいければと思います。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介



2021年10月19日火曜日

異なる景色で学ぶ

指導現場で「する必要(意味)がないこと」を「してしまう」ことってありませんか?

他者の指導をみること・きくことは非常に大事な機会です。
10月は有り難いことにそういう機会に触れることができています。
本当は指導後にその指導者の頭の中を詳しく覗くためのコミュニケーションを図ることができればなお良しです。

指導者のアクション(アプローチ・メニュー内容など)をみることで自身に置き換えたり自分ならという思考を持つことで、自分の整理やアップデートにつながります。

しかし、もっとみるべきところは選手の反応です。
その指導者のアクションにどんな反応を示しているか?その後のプレーや姿勢にどんな影響があったか?

当たり前ですが、指導者は選手に向けて想いを持ってアクションしています。
そのアクションの答え合わせ的なところが選手の反応です。

よく集中していない様子の選手に「集中しよう!」と声をかけているシーンをみます。
おそらく僕自身も同じようなシーンに直面したら同じようなアクションをしてしまうと思います。

「してしまう」というのは「する必要(意味)がない」と考えているのでそう表現しています。
他にやるべきことがあります。

例えばアニメや漫画、映画、今時だとスマホゲームやYouTubeなどに興じているときはあっという間に時間が過ぎている感覚になっているはずです。
それはもちろん「夢中になっている」からです。
集中しているかどうかのバロメーターは夢中になれているかどうかだと考えています。

つまり集中できていない様子の選手には「夢中になれない何か」という原因・要因が存在しているはずです。

それを踏まえると、どのようなアプローチをすべきなのか?
少なからず「集中しよう」という言葉ではありません。
だってタブレットに夢中になっている子は「集中しよう」という声かけをされて夢中になっているわけではありませんから。

でも現場に立っているとそういうこと(集中していない要因)になかなか思考が回らず思わず「集中しよう!」と声をかけてしまいます。
だからこそ異なる景色(立ち位置)で他者の指導現場をみることで気づきを得られます。

外から見ているとなぜ集中できていないのか?という要因がよくわかります。
その要因は様々ですが、その要因がみえたときに「ではどうすべきか?」という対処方法も同時に浮かびます。

子ども・選手に不具合が生じているときはほとんどのケースが指導者側の何かを変えることで解決できるのだろうな、と外側にいるときに冷静に考えることができます。
いかにして指導者である自分自身に矢印を向けることができるか?

普段と異なる景色で指導現場をみることで自責という言葉の重みを感じることができます。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介


2021年10月10日日曜日

勘違い

 勘違い


最近、自分の無力さや至らなさを思い知る場面がたくさんあり、その度に自信を失っていました。

このままではダメだなと思い、自信を取り戻す事にしました。

では、自信を取り戻すために必要なことはなんだろうと考えた結果、

冷静な分析と自分なら出来ると言う勘違いではなかなと。

この2つによって、

自分が置かれている状況や、有りたい・成りたい姿に対して必要な行動を考えることができ、 

勘違いによって行動に起こして、成功する。

それによって自信が付いて、行動が、求める姿に必要な物に変わっていく。

このサイクルに嵌ることができれば、自信を持てるのではないかなと。


自信に満ち溢れた人も、最初のうちは勘違いなんだと思います。

よく耳にする『根拠のない自信』ってやつですね。

しかし、そんな『根拠のない自信』も、持ち続けて行動に移していけばいつかは『根拠のある自信』に変わるはずです。

それに、もし『根拠』が積み重ならなくて、勘違いが続いたとしても、自分が起こした行動に嘘はなく価値があります。

それに、行動が多ければたくさんのチャンスが回ってきて、成功のきっかけも増えます。


なので、明日から僕も『自信のあるフリ』をします。

そして、たくさんの行動を起こして、たくさんの経験をします。

成功だけけでなく、失敗も味わうと思います。

それでもしばらくは、『根拠のない自信』で乗り切ります。

そして、何よりも『根拠』が積み重なっていく過程を楽しめたらと思います。

自信が付きすぎるあまりに、ウザイ人間になっているかもしれませんが、その時は遠慮なくご指摘ください。






















目的と条件

やっと悪い流れから抜け出せた気がします。
試合の結果だけでなく、そこに至るプロセスを見ても大人を感じる場面がありました。

きっかけを作ってくれたのはここ2試合の対戦相手と5期生のアクションです。
5期生たちがいろいろなことで悩み行動してくれました。
我慢して良かったです。まあまあなギャンブルだったので感謝しかありません。

この風向きが変わって選手たちが向いている方向が揃い始めれば、あとはこちらのアプローチ次第で如何様にでも変わります。

つまりは責任重大。

原理原則の落とし込みなんてカッコつけたことは言いません。
サッカーゲームをプレーする上での「目的」と「条件」と伝えた方が中学生にはわかりやすいと思っています。

目的を達成するためにそこに意識を向ける・トライすることはもちろん大事です。
しかし、目的を達成しようとしすぎると、、、どえらい事故に遭ってしまうこともあります。
最近の試合はそれが多く、ミスが連発して選手たちの視点・目線が合わなくなっていました。

そこで条件の登場。
〇〇という目的を果たすためのチャレンジはOKだけど、△△という条件を加えます。
その条件がプレーをキャンセルすることにつながったり、リスクを回避することにつながってきます。

自然と条件という大枠があることで選手たちの視点・目線が揃ってきます。

そして面白いもので目線合わせができただけでなく、勘違いを経て痛い思いをした選手たちに「飢え」という要素も加わりコミュニケーションとファイトの質も向上しました。

いつ何を伝えるか?その伝え方は?ファイトする意味とは?どこで一生懸命を使うか?
まだまだ上手にできているとは言えませんが、今日はとても良かったと思います。

結果的にどんなスコアであろうともスッキリするであろう試合の進め方ができていました。
ということは怖いのは次ですね。

さて次回の活動で選手はどんな顔をしてどんな行動を取るのか?
次の試合でどんな姿を見せるのか?

次の楽しみがあるっていいことですね。
でもきっと、新しい刺激が必要になります。
つまりそれは新たな目的と条件のセットです。
それを用意するのが仕事の一つです。

という自身のための振り返りブログでした。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介


2021年10月3日日曜日

覚悟

 覚悟

2021年10月3日(日)

前回のブログ投稿からかなりの時間が経ってしましましたが、再びブログを再開します。

本日からブログを再開するにあたり、

何故、毎週投稿が続かなかったのかを考えたのですが、行き着いた結果は『覚悟』が足りなかったことだと。

しかし、覚悟とはなんぞやと自分の中で考えていても、なかなか納得のできる答えが見つからなままでした。


そんなはっきりしないまま本日は、90本シュートの営業に行ってきました。

営業先では、素敵なお店とそこで働く方々と関わらせていただいました。

そんな、素晴らしい関わりの中で、1つ気がつきました。

それは、関わらせていただいた皆さんの表情がとても前向きな表情をしていることです。

皆さんの話を聞いていると、

お店を経営して生き残って行くことは簡単なことじゃないけれど、自分で決めた以上はどんなに苦しいことでもやるし、その中での試行錯誤を楽しんでいる。

そんな様子が伺えました。


決めたことを達成するためなら、時間を惜しまない。

それが『覚悟』なのかな。

と、ふわりと考えていました。


そして、海鮮料理がメインのお店に伺いました。

今日はこのお店で最後の営業と決めていたので、チラシを掲示したいただいた後に、晩御飯を食べることにしました。

とても美味しい海鮮丼や卵焼きなどを食べながら、店主に、

『料理人の修行時代の大変さ』

について、尋ねました。

そこでしていただいた、店主の話を要約すると、

今は昔ほど厳しい世界では無くなったけど、それでもかなり厳しい業界。

夜中までお店で働いて、早朝から仕込みなどの準備作業をすることが当たり前で、今でもその習慣が抜けない。

けど、1人前になって道を極めるためにはどの業界でもそれくらい、その事に向き合って行かないとダメだと。


その話を聞いて、『覚悟』の意味が、確信に変わりました。

どれだけ真剣に向き合って、達成するために時間を惜しまないか。

それこそが『覚悟』だなと。

そして、今の僕はそんな強い覚悟を持てていないなと。

『覚悟』は、簡単に取り繕えるもはでもないと思います。

だからこそ、僕の見出した『覚悟』を長い時間をかけて行動で示していきます。


つらつらと長い文章になってしましたが、

結局は、ブログを再開してこれからはしっかりと毎週投稿を継続させます。

という意思表明です。

これから、毎週読んでいただけたら幸いです。

改めまして、よろしくお願いいたします。


AFC茅ヶ崎

本田


2021年9月30日木曜日

諦メーター

2020年度に卒業したAFC4期生は「諦めない世代」と呼ばれている(呼んでいる)
とにかくどんな場面でも最後まで諦めることをしなかった。

翻って最近のAFCはどうだろうか?

4期生の伝統を継承"している選手"と"していない選手"がはっきり分かれている。
しかしこれは「4期生が行動・姿勢で伝えてきた結果ではない」とここ最近の活動の姿を見て思う。

4期生はしっかりと行動・姿勢で示していた。これは間違いない。
それを消化・昇華できるか否かは受け手次第。
要するに受け手次第で「諦めない選手」になるのか「すぐに諦めてしまう選手」になるのかが決まってくる。

その消化・昇華量を分ける物差し【諦メーター】になるのが「感謝の気持ち」なのではないかというお話。

感謝の気持ち=自分のサッカーを形成する(してくれている)ものの範囲の広さとも言える。

家族、仲間、対戦相手、道具、会場、(他にもあるけど)そういったものが揃って初めて自分のサッカーが成り立っていることを理解している選手は感謝の気持ちを表現できる。
その表現は「ありがとう」という言葉だけではなく、行動に表れる。
例えば、1ミリ1秒をサボらない、ゴール手前で減速しない、ギリギリまでボールを追いかける、あと1歩寄せる、グランドを隅々まで綺麗にする、そういうところ。

そしてそんな選手は最後まで諦めずにプレーできる。
厳しい局面でも自分のサッカーを形成してくれているものたちが本人の背中を押してくれる(自分を動かすエネルギーになる)からだ。

自分のサッカーを形成する(してくれている)範囲(もの)の広さによってこの1ミリ1秒やギリギリまでの距離やタイミングが変わってくる。
たくさんの範囲を持っている選手は本当に細部に拘れる。

逆に自分だけでサッカーをやっている選手は本当に諦めが早い。
普段からありがとうを言えない、何でも当たり前だと思っている、そういう選手は残念ながら諦めが早い=つまり成長しない。

そんなことをトレーニングの様子をみて感じたりした。
AFCの選手には自分の諦メーターを確認して欲しい。

AFC茅ヶ崎 伊藤 大介


2021年9月15日水曜日

学習サポートをやるワケ

AFC茅ヶ崎では毎週水曜日、学習サポートというものを実施しています。
勉強を教えることはしていません。勉強方法をアドバイスしたり、本人にマッチしたスタイルを見つける作業をサポートしています。

学習塾のように偏差値を上げたり高校受験に向けた対策を講じたり、そういった高度なスキルは持ち合わせていませんが、
「勉強への苦手意識」がある中学生に「あれ?勉強ちょっと楽しいかも」という段階に導いてあげることはできます。

この辺りの感覚はサッカーの指導と似ているところです。

「やる気があるからできる」のではなく「できるからやる気が出る」のです。
この「できる」に到達するまではとことん付き合い、とことん模索します。
時には強制的に何かに取り組ませることもします。
「できる」→「楽しいかも」→「やる気スイッチオン」という未来を描きながらです。

AFC茅ヶ崎は文武両道を謳っているクラブです。
だからといってみんなが成績優秀なわけではありません、、、、、(今のところです)

勉強の仕方がわからない、家ではなかなか勉強しない、そういう選手が堂々と「僕たち文武両道で頑張っています!」と胸を張って言えるようになるために全力でサポートしています。

学習での成功体験は必ずサッカーにリンクしてきます。
実際に何人もの選手のそういう姿を目にしてきました。

学校の先生にはできない学習面におけるキッカケ作り、自分たちにしかできないことにこそ価値がある!という考えのもの学習サポートでコツコツ頑張っています。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介



2021年9月14日火曜日

根性、気合い



根性論はAFC茅ヶ崎において、ほぼ存在しない。


というのも、論理的に思考し、身体はもちろんだが脳みそにも汗をかくことがAFCでは求められるからだ。

「ほぼ」存在しない、というのは根性論や気合いが好きなコーチがいるから。そう、私がそのコーチ。

根性論や気合いは、今の時代に合っていないのはよくわかっているし、AFCのカラーに合っていない。

ただ、チームにひとりこんなコーチがいてもいいと思う。気持ちで引っ張っていくような、盛り上げていくようなコーチが。
今までは、チームのカラーに合わせてクールを装っていたが、今シーズンからは気持ちを全面に出していこう。

選手の良い見本になることが、指導者の仕事。
モチベーターとしての新しい立ち位置で新たな刺激を与えていこう。


なによりも楽しんで。


選手も指導者も楽しんだもん勝ちだ‼️


AFC茅ヶ崎 コーチ兼事務局
小熊優一

2021年9月8日水曜日

自分を言語化する

今年の夏休みは個人的に今までにないくらいあっという間に過ぎ去りました。
充実していたからこそなのですが、それ以外にも痛みの伴う学びの機会もあったりで、とにかくてんやわんやな夏でした。

さて緊急事態宣言が、、、というご時世です。
当然ながら活動が限定されることもあります。

「この状況下だからできること」を今回も考える必要があります。
その中で考えて考えて考えていろんなことを試していますが、これは良いなと辿り着いたものが「自分を言語化する」作業です。

よくあるマンダラチャート(マンダラート)をベースに取り組み始めています。
マンダラチャートは自分の「夢(目標)」を中心に「やるべきこと」を細分化する作業になりますが、この「やるべきこと」を言葉で引っ張り出すことで「今の自分」が見えてくるような気がします。

〇〇のためには◆◆が必要だ
△△のためには■■が必要だ



と書き出していくうちに「自分は■■が得意だな」とか「◆◆は苦手かも」など、強みだけでなく弱みも含めて自分がさらけ出される作業になっていきます。

この「強み」「弱み」を理解することは非常に大事なことだと考えています。
そしてこの「強み」「弱み」を言語で持っておくことは自身の財産になってくれるはずです。

これが僕がいうところの「自分を言語化する」ということです。

なぜこんな作業に至ったのかというと、理由は2つあります。
①AFC茅ヶ崎の代表の話を聞いて「やはりそうだよな!」と思った
②自主練の質の向上=今チーム活動ができないケースがあっても個人でボールを触ることができる場所の確保に選手たちは尽力していますから、少しでもその時間を有意義にして欲しい!

その結果ブログのネタができたということです笑

自分を言語化できている方が、自分が取り組むべきことが明確になりますし、当然ながら動機もしっかりと持つことができます。
すると自主練が楽しくなるかなと期待しています。

時間は平等に与えられています。
その時間の中身の質で差をつけて欲しいですし、細部にこだわって運も味方につけて欲しいなと思っています。

ではまた、、、

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介


2021年7月11日日曜日

【22年2月更新】AFC茅ヶ崎がセレクションをやらない3つのワケ

 AFC茅ヶ崎はセレクションを行っていません

その理由は3つあります。
※これまでは2つでしたが「その③」を追記しました

【その① 人数が少ないから!】
現在の在籍選手は20名。(各学年定員10名ずつなので全学年の合計人数が最大で30名になります)
要するに多数から選ばれていない時点でセレクション(選ぶこと)をするという立場にはいません。

もっとAFC茅ヶ崎の存在価値と地域における知名度を高めて「選ばれるクラブ」になることが目標であり課題です。

体験に来られて人数が少ないことに不安を持たれるかもしれませんが、少人数(全学年で最大30名まで)であることのメリットをデメリットをしっかりとお伝えした上でご判断いただきます。

※この30名というのはクラブとして一人一人の選手の成長をきめ細かく追いかけることができるギリギリのラインとして設定しています


【その② セレクション賛成派だから!】
私自身セレクション賛成派です。
よく「セレクションがゴールではない」「入ることを目的にしてはダメだ」と見聞きします。

セレクションというのは催行するチーム毎に選手を評価する基準があり、それに基づいて行われます(そのはずです)。
しかし、その基準は受ける側(選手、子どもたち)にはあまり可視化されていないかもしれません。

ということは、セレクションを受ける側にとっては「これまでの積み重ねが評価される場」という捉え方になる選手(子ども)は多いと思います。

つまり、これまでの積み重ねが、
合格=認められた! 不合格=大袈裟に言えば、否定された、、、
という体験につながるケースが多数あるのではないかと考えています。

だからこそ、この「認められた!」という経験は選手(子ども)にとっては非常に大きな成功体験であり、一喜一憂したり、ゴールになっても良くないですか?
仮に合格後(入った後)に苦労があったとしても、この合格=認められた!という経験は成長する上で欠かせないものだと考えています。

しかし、その反面セレクションばかり受けていると選手(子ども)の心が疲弊してしまうのではないかとも考えています。

ではそういったプロセスがないクラブがあっても良いのではないか?
ということで、セレクションは賛成だけれども「行わない場所」として地域に存在しようという結論に現在は至っています。


【その③ でもセレクションだけの決定に疑問を持っているから!】
成功体験を得るツールという側面では価値はあるものだと思っています。
だからこそ肯定派なのですが、、、それでもセレクションだけで決めるっていうのはどうなのかな〜という疑問はずっと持ち続けています。

チームのセレクションという経験はありませんが、地域のトレーニングセンターの選手選考会は何度も経験してきました。
その時に毎回思うのが「ゲームだけでは選手たちの全ての優越はつけられない!」ということ。

もちろんゲームの中で一目瞭然的なその選手の良さ・強みを目の当たりにすることもあります。
でもそれがその選手の全てではないと思っています。
その選手の良さというのは1回のゲームだけでは絶対にわからないと思っています。(少なくとも僕はそんなに優れた眼を持っていません)
つまり選手というのは
一目ではわからない良さも必ず持ち合わせているということです。

例えば選手の視点やアイデア、仲間とのコミュニケーションの図り方、こちらの声かけへの反応、ピッチ上での姿勢や心構え、などなど何度か活動参加していかないと見えてこない部分こそ、3年間過ごす場所を決めるという観点で大事なところではないかなと考えています。

だから『体験練習会』ではなくて『練習体験会』をやります。(屁理屈です)
前者は僕の中では小学6年生が複数集まって初めまして同士で練習をするイメージです。
翻って後者は現在在籍している選手たちの空間(日頃のAFC茅ヶ崎の空気感)に入って練習参加するという意味です。

僕たちの日常に入ってどのような顔を見せるのか?
何度か練習参加してもらえれば先に述べた一目ではわからない選手の良さを引き出せる(あるいは発見できる)と思っています。

ということで2月も練習体験会をやります。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介







2021年7月2日金曜日

指導者の一聞

一聞をいかにして一見に近づけることができるか?

武士の一分ならぬ【指導者の一聞】
指導者は一聞に魂を込めて勝負しなければならない。

【百聞は一見に如かず】
というが、これはまさに本当だなとつくづく思うシーンは多々ある。

梅雨時期のリモートトレーニングはまさにそれを痛感するシーンであると同時に“指導者の言葉(一聞)”は常に試されているのだということが表面化する場面でもある。

選手たちの“一見”は、例えば技術的な側面での動作であったり、ある場面を切り抜いた現象だったり様々だ。
もちろん「みる力」によって見え方や受け取り方に差はあるが、話を聞くよりもわかりやすいことは多い。

だからこそ百聞は一見に如かずという言葉が今でも使われているわけだ。

では“一見”だけでレベルアップに繋がるのか?
それはNOだと思う。

“一見”のときに脳内で「言葉」がリンクしているかどうかが「みる力」の差になっていると考えている。
「みる力」があるかどうかは「みた後のアウトプット」が一つの指標になる。

スムーズにアウトプットできる選手は脳内で言葉の整理ができていることが多い。
対話や振り返りの中で確認すると自分の言葉で整理整頓できていることが明らかになる。
そしてその逆も然り。うまくアウトプットできていない選手は言葉での整理整頓もできていないことが多い。

だからこそ“指導者の言葉(一聞)”は重要だ。
“一見”のときと同じような映像を“一聞”で脳内へ伝えること。

それができれば“一見”のときや実践のときに“一聞”の言葉がリンクして吸収率や実践率、成功率はグンと上がる。
だからこそたくさん話しすぎてもダメだし、言葉のチョイスもセンスが問われる。

どれだけ“一聞”が“一見”に近づけるのか?
一聞に魂と映像を込められる指導者になろう。

そしてまだまだ先は長い、、、

百聞は一見に如かず

百見は一考に如かず

百考は一行に如かず

百行は一果に如かず

百果は一幸に如かず

一幸は一皇に如かず

頑張り学び続けなければ!

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介


2021年6月13日日曜日

言い訳はして良いかもしれない

今夜はこのメンバーで初のナイトゲーム。
遠方まで大変だったと思います。そしてそれ以上にピッチ上ではもっともっと大変だったと思います。

非常にナイスファイトなゲームでした。
でも選手のみんなはナイスファイトの爽快感よりも「悔しさ」の方が大きいと思います。

悔しくないわけがない内容でした。
でもその悔しさは「今の全力」で勝負したからこそでしょう。

では全力で挑みながら通じなかったところに目を向けなければいけません。
この通じなかったところを可視化するために「言い訳」を口にしてみるのも悪くないかもしれません。

「言い訳」の中に「いやいや普段もっと〇〇すればいいんじゃないか?」というヒントが隠されているかもしれません。

例えば、
・相手は寄せが速くパワーが強かったから、、、→プレーエリアを確保する工夫は普段しているのか?素早く判断するための準備を怠っていないか?
・相手の足が速かったから、、、→立ち位置(スタートポジション)の工夫を普段意識しているか?
・パス回しが速くて寄せきれなかったから、、、→グループでコンパクトに連動してボールを意図的に動かさせる狙いを持った声かけをしているか?(試合や練習が終わった後に声が枯れていることはあるか?)
・疲れてしまってプレーの精度が落ちた、疲れていなければ、、、→日頃から心拍数を上げた状態でプレーに質を上げることの追求はできているのか?

こんな具合に、外的要因な言い訳をした後に自分側に矢印を向けてみると「まだまだできていないこと」が表出するかもしれません。

中学生は愚痴を言うのは上手です笑
ではその上手なものをポジティブに活かすことができたら良いかもしれません。

言い訳はして良いので、それを吐き出した後に思考を止めないで自分と向き合える集団になりましょう。
それができればもっともっと強くなれます!

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介


2021年5月12日水曜日

"強み"を活かして"楽しい"を作る

自分の強みってなんだろうか?
意外と自分を理解していない選手って多いと思う。

それぞれにサッカーをしていて楽しい瞬間や場面を聞いてみると、本人の良さと乖離しているケースがあったりする。
ただし、ここでいう「本人の良さ」はこちらの主観も入っているけど。

でもよくよく聞いてみると、時には過去、時には現在(最近)の仲間やコーチから「褒められた」プレーについて言及していることが多い。

それを踏まえると(こちらの主観も入ってしまうけど)、こちらが良い!と思っているプレーはとことん褒めてあげたい。
その作業は「オレって〇〇が得意なんだ!」というある種の思い込みにつながり、結果的に自信を持って実践でき、本人が"強み"として意識できるようになる。はず。

そうやって自信が持てるプレーを活かしてイメージ通りのプレーができた瞬間の"楽しさ"に出会えることができれば、どんどん欲深くなる。
それがもっと上手くなりたい!とか早く練習がしたい!という動機につながる。はず。

サッカーがなんとなく楽しいのではなく、〇〇なときがめちゃくちゃ楽しい!と専門的な(オタク的な)楽しみを覚えた方が探究心は強くなる。はず。

だってオタクってその道のプロだから。楽しめるプロになって欲しい。

AFCのみんなにもそれぞれの「才能」があり、もっとそこにスポットライトを当ててあげなければならない。

足が速い、ジャンプ力がある、キック力がある、目に見えやすい才能もあれば、
立ち位置やスタートポジションの微調整がうまい、立ち方や歩幅の調整がうまい、一見わかりにくい才能もあったり。

そんな各々の才能を共有できるグループになって、自分自身と仲間の力を存分に発揮できる「人」に育てよう。
それは社会に出ても必要なスキルだから。

とても大変だし、誤解されがちかもだけど、ある選手にめちゃくちゃな(はちゃめちゃな)才能があることに気づかされそう感じた今日この頃。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介



2021年4月19日月曜日

無鉄砲

 2021年4月19日月曜日


無鉄砲

先日、昼過ぎに自宅に帰ると同居人が昼食を用意してくれていました。
メニューは素麺とウィンナー。
ウィンナーを食べるためにケチャップとマスタードを用意したのですが、マスタードの様子がおかしい。
賞味期限は過ぎていないが、なんだか水っぽい。
私は、少し舐めて状態を確かめるか、諦めて洗い流して別の調味料で食べるか迷った結果、後者を選択しました。
しかし、同居人は迷うことなく舐めることを選択。
同居人が舐めた結果、食べられないことがわかりました。
そんな、同居人の行動力に感心。
あれこれ考えずにまず、行動する。
食べられようが、食べられまいがどちらにせよ経験と知識になる。
そんな無鉄砲とも言えるような行動力ですが、必要なことかなと。
これからもっと行動・挑戦しようなんて考えながら昼食を食べた
そんな良い昼下がりでした。

ほんだ



2021年4月12日月曜日

困る→解決を試みる→引き出しが増える

トレーニングマッチでの1コマ。
1本目終了後、ピッチ内で円陣を組み何やらミーティングを行っている様子。

ベンチに戻ってきてから「何を話ししていたの?」と質問し内容の確認。
うんうん、良いじゃないですか。

ゲーム中に困っていることがあった。
その原因を意見交換して「じゃあこうしてみよう」という解決策を合意。

その解決策が成功すればそれは「経験」としてストックされる。

こちらから「〇〇しなさい」と押し付けるようりも、本人たちが実際に困って解決しようと行動したところをまず褒めてあげる。
良いところ拾ってを褒めるのは基本。

次に
①「解決しようとしたこと」で終わる
②「解決策がうまくいった」という成功で終わる
ここの答え合わせを次のピッチで。

①の場合は困り感の部分に手を知恵を差し伸べる。
②の場合は褒めて、一緒に喜び、経験としてストックする。

他にもこんな場面が。
1名の選手が負傷して一時的にピッチ外へ。

負傷した選手をフォロー、処置しながらピッチ内を観察。
1人少ないけどどうするかな?と楽しみにチェックしていましたが、これは2週間ほど前に「経験してストックしてあるはず」の案件。

しっかりとみんなで声を掛け合って対処。
いいじゃない。

やはり自分たちが困り感と出会い、その中で解決できた(しようとした)行動が「経験」となり彼らの引き出しになる。

たくさんの事象と出会い、そして困り、解決するために行動する。
試合だけでなく、日々のトレーニングでもこの繰り返しが大事。

勉強もサッカーも同じ。
自ら本気になって取り組めば経験(体験)学習を積み重ねることができ引き出しをたくさん持つことができる。

引き出しの開け方についてはまた別のお話。
またの機会で。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介



2021年4月4日日曜日

どうあるか

2021年4月4日(日)

どうあるか

一昨日から、新年度が始まりましたね。
新しいステージで挑戦をされる方や、ステージは変わらずに新しいことに挑戦される方など、
4月の迎え方は人それぞれだったと思います。
そんな私の4月の迎え方は、後者です。
昨年度と同じステージを選択させていただきました。

ここで、新年度を迎える前に昨年度を振り返ることにしました。
かなりざっくりと結論から言うと…
日々の流れに乗るのに必死で受動的な場面が多かったなと。
気付かされて学ばされる事はかなり多かったのですが能動さに欠けて、自ら学び得た知識が少なく感じました。

能動的と受動的。どちらの姿でありたいかと自分に問うたら確実に能動的なので、
今年度は能動的であり続ける1年間にします。
具体的にどんな行動をするかというと、
今週は、問題やタスクなどを抱えた時に、積極的に行動を起こし、都度報告をして、
「どうなっている?」と質問をされる場面を減らそうと思います。

また先週に引き続き宣言のようなブログになってしまいましたが、どうでしょう。
3歳児でも理解できるような文章の構成だったでしょうか。
きっとまだまだですね。
しかし、これも能動的な行動の第一歩。
改めて、気合を入れていきましょう!


ほんだ





言動力

2021年度シーズンがスタートしました。
今シーズンは原動力ではなく【言動力】というフレーズを指導のベースにします。

最初の活動は「In&Out」選手の卒業と加入を祝う式典でした。
※AFC茅ヶ崎は【学びの場】ですので卒団ではなく卒業です

卒業した4期生のスピーチを聞いて、言葉は人の行動の源なのだなと感じました。
ある選手は加入時のスピーチで用いた言葉を一貫して使い続けて、行動を貫いていました。
もちろん卒業時のスピーチでもその言葉を用いていました。

卒業を控えた頃に彼の加入時のスピーチを聞き直しましたが、その時に話していたことが現実になる試合がまさに彼らのターニングポイントとなる"あの試合"でした。
鳥肌が立ちました。なんて凄いのだろうと。

言葉は使い続ける・意識し続ける・想い続けることで自分を突き動かしてくれる力になるものなのだと教わりました。

だから言動力です。

【本気・良い準備・考える・連続・感謝】

今シーズンはこの言葉をピッチ内外で使い続けます。

本気で取り組めているのか?
良い準備を怠っていないか?
そのためにしっかりと自分で考えているか?
連続で考え動き続けることができているか?
そういったことが不自由なくできていることに感謝の気持ちはあるか?

この5つの言葉が選手たちが自分自身を突き動かす力になるように。
魂を込めて、心を込めて、言葉を上手に使って、ピッチに立ち続けます。

たくさんのことを教えてくれた4期生のみんなありがとう。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介(3/41)


2021年3月28日日曜日

宣言

2021/3/28

宣言

最近、自分が考え、感じたことを言葉にして伝えることが下手だなと感じる場面がありました。
その原因を考察したところ、
・"伝えたい事"と"そのために必要なもの"以外のものが多すぎた事。
・相手により伝わりやすい文を考える習慣がなかったこと。
の2点かなと。
どちらも、改善しないといけない致命的なものでした。
なので、これから最低でも週に1回はブログを書きます。
が、
どうせ書くなら、なにかハードルを用意しないと面白くないなと。
ということで、
これからの投稿は全て、
伝えたい事まで最短距離で、3歳児でも理解できる文章のブログを投稿にします。
これから、ハードルを上げたり、別のハードルを追加する予定ですが、
今回のところは以上で宣言とします。
次回以降の、投稿をお楽しみに。

ほんだ





2021年3月23日火曜日

常識

復活第1弾のブログなので、軽めの話題で書いていきます!
タイトルは堅そうだけど、中身はほぼありません。(笑)


自分の常識は他人の非常識という言葉があるけど、この前それを身をもって感じたことがありました。

写真を見てください。
シンクの排水口のフタです。



今まで、この付け方が常識でした。


下の写真は妻が付けたもの。


少し分かりづらいですが、
逆です。(笑)上下。


排水口のフタの付け方ひとつとっても、常識は違いました。いつも新鮮な刺激をくれる妻には感謝しています🥶


ということで、自分の常識は他人の非常識でした。


日々思ったことをブログに書いていきます。
文章が堅くなりがちなので、フランクに出来ればと。たまには真面目に。
他のコーチブログもお楽しみに🙆‍♂️


AFC茅ヶ崎
小熊優一









2021年3月20日土曜日

コーチブログ再開!

 コーチブログを再開します。

気づけば約2年更新していませんでしたが、選手にも週間ブログを書いてもらっているので、コーチもブログを投稿していきます。


どんなコーチが指導しているチームなのか


これを知ってもらうために、チームや指導のことだけでなく、日常のことについてもフランクに書いていければと考えています!


よろしくお願いします👍


かれこれ5年前の写真。。。

そろそろ変えないと。(笑)


AFC茅ヶ崎コーチ

小熊優一