2021年6月13日日曜日

言い訳はして良いかもしれない

今夜はこのメンバーで初のナイトゲーム。
遠方まで大変だったと思います。そしてそれ以上にピッチ上ではもっともっと大変だったと思います。

非常にナイスファイトなゲームでした。
でも選手のみんなはナイスファイトの爽快感よりも「悔しさ」の方が大きいと思います。

悔しくないわけがない内容でした。
でもその悔しさは「今の全力」で勝負したからこそでしょう。

では全力で挑みながら通じなかったところに目を向けなければいけません。
この通じなかったところを可視化するために「言い訳」を口にしてみるのも悪くないかもしれません。

「言い訳」の中に「いやいや普段もっと〇〇すればいいんじゃないか?」というヒントが隠されているかもしれません。

例えば、
・相手は寄せが速くパワーが強かったから、、、→プレーエリアを確保する工夫は普段しているのか?素早く判断するための準備を怠っていないか?
・相手の足が速かったから、、、→立ち位置(スタートポジション)の工夫を普段意識しているか?
・パス回しが速くて寄せきれなかったから、、、→グループでコンパクトに連動してボールを意図的に動かさせる狙いを持った声かけをしているか?(試合や練習が終わった後に声が枯れていることはあるか?)
・疲れてしまってプレーの精度が落ちた、疲れていなければ、、、→日頃から心拍数を上げた状態でプレーに質を上げることの追求はできているのか?

こんな具合に、外的要因な言い訳をした後に自分側に矢印を向けてみると「まだまだできていないこと」が表出するかもしれません。

中学生は愚痴を言うのは上手です笑
ではその上手なものをポジティブに活かすことができたら良いかもしれません。

言い訳はして良いので、それを吐き出した後に思考を止めないで自分と向き合える集団になりましょう。
それができればもっともっと強くなれます!

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介