2021年4月19日月曜日

無鉄砲

 2021年4月19日月曜日


無鉄砲

先日、昼過ぎに自宅に帰ると同居人が昼食を用意してくれていました。
メニューは素麺とウィンナー。
ウィンナーを食べるためにケチャップとマスタードを用意したのですが、マスタードの様子がおかしい。
賞味期限は過ぎていないが、なんだか水っぽい。
私は、少し舐めて状態を確かめるか、諦めて洗い流して別の調味料で食べるか迷った結果、後者を選択しました。
しかし、同居人は迷うことなく舐めることを選択。
同居人が舐めた結果、食べられないことがわかりました。
そんな、同居人の行動力に感心。
あれこれ考えずにまず、行動する。
食べられようが、食べられまいがどちらにせよ経験と知識になる。
そんな無鉄砲とも言えるような行動力ですが、必要なことかなと。
これからもっと行動・挑戦しようなんて考えながら昼食を食べた
そんな良い昼下がりでした。

ほんだ



2021年4月12日月曜日

困る→解決を試みる→引き出しが増える

トレーニングマッチでの1コマ。
1本目終了後、ピッチ内で円陣を組み何やらミーティングを行っている様子。

ベンチに戻ってきてから「何を話ししていたの?」と質問し内容の確認。
うんうん、良いじゃないですか。

ゲーム中に困っていることがあった。
その原因を意見交換して「じゃあこうしてみよう」という解決策を合意。

その解決策が成功すればそれは「経験」としてストックされる。

こちらから「〇〇しなさい」と押し付けるようりも、本人たちが実際に困って解決しようと行動したところをまず褒めてあげる。
良いところ拾ってを褒めるのは基本。

次に
①「解決しようとしたこと」で終わる
②「解決策がうまくいった」という成功で終わる
ここの答え合わせを次のピッチで。

①の場合は困り感の部分に手を知恵を差し伸べる。
②の場合は褒めて、一緒に喜び、経験としてストックする。

他にもこんな場面が。
1名の選手が負傷して一時的にピッチ外へ。

負傷した選手をフォロー、処置しながらピッチ内を観察。
1人少ないけどどうするかな?と楽しみにチェックしていましたが、これは2週間ほど前に「経験してストックしてあるはず」の案件。

しっかりとみんなで声を掛け合って対処。
いいじゃない。

やはり自分たちが困り感と出会い、その中で解決できた(しようとした)行動が「経験」となり彼らの引き出しになる。

たくさんの事象と出会い、そして困り、解決するために行動する。
試合だけでなく、日々のトレーニングでもこの繰り返しが大事。

勉強もサッカーも同じ。
自ら本気になって取り組めば経験(体験)学習を積み重ねることができ引き出しをたくさん持つことができる。

引き出しの開け方についてはまた別のお話。
またの機会で。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介



2021年4月4日日曜日

どうあるか

2021年4月4日(日)

どうあるか

一昨日から、新年度が始まりましたね。
新しいステージで挑戦をされる方や、ステージは変わらずに新しいことに挑戦される方など、
4月の迎え方は人それぞれだったと思います。
そんな私の4月の迎え方は、後者です。
昨年度と同じステージを選択させていただきました。

ここで、新年度を迎える前に昨年度を振り返ることにしました。
かなりざっくりと結論から言うと…
日々の流れに乗るのに必死で受動的な場面が多かったなと。
気付かされて学ばされる事はかなり多かったのですが能動さに欠けて、自ら学び得た知識が少なく感じました。

能動的と受動的。どちらの姿でありたいかと自分に問うたら確実に能動的なので、
今年度は能動的であり続ける1年間にします。
具体的にどんな行動をするかというと、
今週は、問題やタスクなどを抱えた時に、積極的に行動を起こし、都度報告をして、
「どうなっている?」と質問をされる場面を減らそうと思います。

また先週に引き続き宣言のようなブログになってしまいましたが、どうでしょう。
3歳児でも理解できるような文章の構成だったでしょうか。
きっとまだまだですね。
しかし、これも能動的な行動の第一歩。
改めて、気合を入れていきましょう!


ほんだ





言動力

2021年度シーズンがスタートしました。
今シーズンは原動力ではなく【言動力】というフレーズを指導のベースにします。

最初の活動は「In&Out」選手の卒業と加入を祝う式典でした。
※AFC茅ヶ崎は【学びの場】ですので卒団ではなく卒業です

卒業した4期生のスピーチを聞いて、言葉は人の行動の源なのだなと感じました。
ある選手は加入時のスピーチで用いた言葉を一貫して使い続けて、行動を貫いていました。
もちろん卒業時のスピーチでもその言葉を用いていました。

卒業を控えた頃に彼の加入時のスピーチを聞き直しましたが、その時に話していたことが現実になる試合がまさに彼らのターニングポイントとなる"あの試合"でした。
鳥肌が立ちました。なんて凄いのだろうと。

言葉は使い続ける・意識し続ける・想い続けることで自分を突き動かしてくれる力になるものなのだと教わりました。

だから言動力です。

【本気・良い準備・考える・連続・感謝】

今シーズンはこの言葉をピッチ内外で使い続けます。

本気で取り組めているのか?
良い準備を怠っていないか?
そのためにしっかりと自分で考えているか?
連続で考え動き続けることができているか?
そういったことが不自由なくできていることに感謝の気持ちはあるか?

この5つの言葉が選手たちが自分自身を突き動かす力になるように。
魂を込めて、心を込めて、言葉を上手に使って、ピッチに立ち続けます。

たくさんのことを教えてくれた4期生のみんなありがとう。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介(3/41)