2021年4月19日月曜日
2021年4月19日月曜日
無鉄砲
2021年4月12日月曜日
困る→解決を試みる→引き出しが増える
トレーニングマッチでの1コマ。
1本目終了後、ピッチ内で円陣を組み何やらミーティングを行っている様子。
ベンチに戻ってきてから「何を話ししていたの?」と質問し内容の確認。
うんうん、良いじゃないですか。
ゲーム中に困っていることがあった。
その原因を意見交換して「じゃあこうしてみよう」という解決策を合意。
その解決策が成功すればそれは「経験」としてストックされる。
こちらから「〇〇しなさい」と押し付けるようりも、本人たちが実際に困って解決しようと行動したところをまず褒めてあげる。
良いところ拾ってを褒めるのは基本。
次に
①「解決しようとしたこと」で終わる
②「解決策がうまくいった」という成功で終わる
ここの答え合わせを次のピッチで。
①の場合は困り感の部分に手を知恵を差し伸べる。
②の場合は褒めて、一緒に喜び、経験としてストックする。
他にもこんな場面が。
1名の選手が負傷して一時的にピッチ外へ。
負傷した選手をフォロー、処置しながらピッチ内を観察。
1人少ないけどどうするかな?と楽しみにチェックしていましたが、これは2週間ほど前に「経験してストックしてあるはず」の案件。
しっかりとみんなで声を掛け合って対処。
いいじゃない。
やはり自分たちが困り感と出会い、その中で解決できた(しようとした)行動が「経験」となり彼らの引き出しになる。
たくさんの事象と出会い、そして困り、解決するために行動する。
試合だけでなく、日々のトレーニングでもこの繰り返しが大事。
勉強もサッカーも同じ。
自ら本気になって取り組めば経験(体験)学習を積み重ねることができ引き出しをたくさん持つことができる。
引き出しの開け方についてはまた別のお話。
またの機会で。
AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介
2021年4月4日日曜日
どうあるか
言動力
2021年度シーズンがスタートしました。
今シーズンは原動力ではなく【言動力】というフレーズを指導のベースにします。
最初の活動は「In&Out」選手の卒業と加入を祝う式典でした。
※AFC茅ヶ崎は【学びの場】ですので卒団ではなく卒業です
卒業した4期生のスピーチを聞いて、言葉は人の行動の源なのだなと感じました。
ある選手は加入時のスピーチで用いた言葉を一貫して使い続けて、行動を貫いていました。
もちろん卒業時のスピーチでもその言葉を用いていました。
卒業を控えた頃に彼の加入時のスピーチを聞き直しましたが、その時に話していたことが現実になる試合がまさに彼らのターニングポイントとなる"あの試合"でした。
鳥肌が立ちました。なんて凄いのだろうと。
言葉は使い続ける・意識し続ける・想い続けることで自分を突き動かしてくれる力になるものなのだと教わりました。
だから言動力です。
【本気・良い準備・考える・連続・感謝】
今シーズンはこの言葉をピッチ内外で使い続けます。
本気で取り組めているのか?
良い準備を怠っていないか?
そのためにしっかりと自分で考えているか?
連続で考え動き続けることができているか?
そういったことが不自由なくできていることに感謝の気持ちはあるか?
この5つの言葉が選手たちが自分自身を突き動かす力になるように。
魂を込めて、心を込めて、言葉を上手に使って、ピッチに立ち続けます。
たくさんのことを教えてくれた4期生のみんなありがとう。
AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介(3/41)