やっと悪い流れから抜け出せた気がします。
試合の結果だけでなく、そこに至るプロセスを見ても大人を感じる場面がありました。
きっかけを作ってくれたのはここ2試合の対戦相手と5期生のアクションです。
5期生たちがいろいろなことで悩み行動してくれました。
我慢して良かったです。まあまあなギャンブルだったので感謝しかありません。
この風向きが変わって選手たちが向いている方向が揃い始めれば、あとはこちらのアプローチ次第で如何様にでも変わります。
つまりは責任重大。
原理原則の落とし込みなんてカッコつけたことは言いません。
サッカーゲームをプレーする上での「目的」と「条件」と伝えた方が中学生にはわかりやすいと思っています。
目的を達成するためにそこに意識を向ける・トライすることはもちろん大事です。
しかし、目的を達成しようとしすぎると、、、どえらい事故に遭ってしまうこともあります。
最近の試合はそれが多く、ミスが連発して選手たちの視点・目線が合わなくなっていました。
そこで条件の登場。
〇〇という目的を果たすためのチャレンジはOKだけど、△△という条件を加えます。
その条件がプレーをキャンセルすることにつながったり、リスクを回避することにつながってきます。
自然と条件という大枠があることで選手たちの視点・目線が揃ってきます。
そして面白いもので目線合わせができただけでなく、勘違いを経て痛い思いをした選手たちに「飢え」という要素も加わりコミュニケーションとファイトの質も向上しました。
いつ何を伝えるか?その伝え方は?ファイトする意味とは?どこで一生懸命を使うか?
まだまだ上手にできているとは言えませんが、今日はとても良かったと思います。
結果的にどんなスコアであろうともスッキリするであろう試合の進め方ができていました。
ということは怖いのは次ですね。
さて次回の活動で選手はどんな顔をしてどんな行動を取るのか?
次の試合でどんな姿を見せるのか?
次の楽しみがあるっていいことですね。
でもきっと、新しい刺激が必要になります。
つまりそれは新たな目的と条件のセットです。
それを用意するのが仕事の一つです。
という自身のための振り返りブログでした。
AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介
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