本日2019年度初、さらにクラブユース連盟に加盟して初の公式戦が行われました。
結果は敗戦(相手選手たち上手でした!)、内容は(自己評価ですが)満点でした!
次のステップは今日の満点が実は80点だったんだなぁと選手たち(と我々指導者たちが)が気づくことです。
◆何が満点だったのか?
チームが立ち上がって間もないタイミングでの公式戦、トレーニングマッチもこちらの力
不足もあり思うように消化できず、ほぼぶつけ本番の状態でピッチに立った選手たちですが自分が自分たちができることを精一杯表現していました。
小さい身体を投げ出す、大きな声を出し続ける、技量やフィジカルでは現時点で相手に負けていても自分ができることを出し切って抗う姿に胸を打たれました(個人的には)。
選手たちは負けたことで満足感はないかもしれません。
またプレーモデルやチームの約束事が曖昧なまま戦ったことで振り返りも難しいものになっていると思います。(指導者の責任が大きいのですが、、、)
ただ、間違いなく自分たちができる満点を出しました。
◆そこで次のステップ「80点だったなぁ」です。
ここから自分たちを磨き続けて「あの時の自分たちはあんなことしかできなかったのかぁ」と思えるステージに上がることです。
今日は今持っているもので抗うことはできましたが、次は自分たちが表現できるものを使って相手をコントロールする瞬間を作り出せるようになることです。
ここまでドリルトレーニングで積み上げてきたものはあります。その中で良い習慣が身についてきている選手も増えています。
ここからはグループとしてサッカーを知ること、サッカーをプレーすることを覚えていくことです。
そのための春キャンプの実施です。春キャンプ後にまた公式戦のピッチが待っています。
つまり「あんなことしかできなかったのかぁ」=「自分たちはこんなことができるようになったんだぞ!」という進化を遂げることが次のステップです。
今日の戦いは、指導者の責任が全てです。
インプットが不足していたためアウトプットもそれなりでした。
選手ミーティングの内容が全てを物語っています。
新たな週が始まり、ここからは少しばかりティーチングも交えてインプットの作業に入ります。
このインプット作業に入ることができるのは「AFCらしさ」のひとつである「素直さ」が磨かれているからこそできる作業です。
要するに選手たちの学習スピードの方が早く、指導者の学習スピードが追いついていません。
それだけ吸収力がある選手たちの想いに応えるためには指導者である自分自身の学習と成長が不可欠です。この責任の重みを感じながら選手の変化を楽しめる日々を過ごせるように今シーズン選手に負けないくらい気を張ってピッチに立っていきます。
◆選手たちへ
AFC茅ヶ崎の選手たちはめちゃくちゃ成長したなぁと言ってもらえるように、たくさんの温かい応援をくれるサポーターたちと共に喜びを分かち合えるように今日のスタートラインを大事にしていこう!
AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介
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