2015年9月22日火曜日

脳みその体力を!【伊藤大介】

ちょっとした波乱で幕を開いた久しぶりの「トレーニングマッチ」。
(ご迷惑をおかけしてしまい、すみませんでしたm(_ _)m)

◼︎試合は発表会
夏から継続して訓練してきたことが徐々にではありますが、ピッチ上で表現されてきました。

チームとしても個人としても「おっ!」という場面は増えてきました。
しかし、小さいミスがまだまだ多くみられます。

日頃のトレーニングでの何気ないキックやトラップをどれだけ大事にできているか、試合のピッチ上でダイレクトに影響してきます。

ここに気づいた選手は、間違いなく日頃の取り組む意識がかわってくるはずです。

◼︎考えてプレーをする
よく聞く言葉ですが、実際に考えるためにはベースや約束事、共通語(認識)が必要になります。

いわばチームの合言葉のようなものですが、
・パス、トラップ、サポート
・地域ごとの一生懸命
・1タッチとダイレクト
こういった言葉をベースにチームとして同じことを考えながらプレーできるように心がけています。

そこで生まれる成功や失敗が各々のサッカーインテリジェンスを養うことにつながってきます。

◼︎振り返りを
昨日のミーティングでは試合のビデオをみてそれぞれが感じたことを言葉にし、共有とディスカッションを経て、今後の目標設定やそれに向けて取り組むべき課題を抽出しました。

気づきによるトレーニング姿勢の意識向上はこういった振り返りから生まれることが多々あります。

自分の言葉で目標や課題、そして自信をインプットすることで、ピッチ上でアウトプットをし易くなり、頭がクリアかつフレッシュな状態でトレーニングに臨むことができます。

ミーティングの場でなくとも、試合だけでなく日頃のトレーニングを振り返る習慣を身につけて欲しいと思います。

◼︎体力って?
その振り返りミーティングの中で、

試合序盤はいつも調子が良く、時間の経過とともにパフォーマンスが低下する=体力が不足している

という結論に辿り着きました。

そこをさらに具体的に掘り下げるとすれば、思考する持久力の不足といったところがポイントとして挙げられます。

考えてプレーする習慣が身に付きつつあるものの、それはまだまだ単発なものがほとんどで、「連続してプレーする」ところにまで至っていません。

仲間や相手、スペースの在り方をみて、次のプレーやその先までイメージしながらピッチに立ちプレーする習慣を身に付ける必要があります。

今後の活動の中で、「考えながら走る」という新しいステップに入っていきます。

順調に変化している面もあれば、まだまだ変わっていない部分もあり、常にやりがいとモチベーションを持たせてくれるAFCの選手たちの素直さ。

ここに真剣味・勝負事というアクセントを加えながら「子どもを大人に、大人を紳士に」変化させていく過程を作っていきたいと思います。

【限られた  時間をフルに  使おうぜ!】

伊藤 大介

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