2016年12月29日木曜日

3"本"勝負【伊藤大介】

ウィンターキャンプ、大会も終了し、選手たちは振り返り中(サッカーノートを使って)、僕も同じように振り返りをします。

今回のキャンプ、3"本"勝負というテーマで短い時間でしたが時間を過ごしました。

【 本気 ・ 基本 ・ 本音 】

いかなる場面でも、この3つの"本"をキーワードに思考・行動するように心がけました。

試合結果については、非常に残念で悔しい試合ばかりでしたが、選手たちは今ある力を出し切りよく戦っていたと思います。
しかし、よく戦った中での結果だからこそ、この現実としっかりと向き合っていく必要がありますし、そこを乗り越えなければ、みんなで設定した2017年の目標を達成することができません。


● 本気
①目標を具体的に定めることが「本気」への第一歩。(目標を定めると、脳がそのシーンを見つけてくれる)
②自己防衛意識をなくし、現状に正面から向き合うこと。(目標を達成するための適切な課題を自分自身へ向ける)
③自虐的ではなく、自責的に。(簡単に投げ出したり、諦めたりせずに、最後の1分1秒まで、目標達成の方法を考え抜く)

センターバックで出場していた選手は一度相手にやられたケースを十分に意識して試合に臨み、1対1の局面において成長を見せていました。
中盤の中央で出場していた選手は、成功(勝利、ゴール)のために献身的な動きを厭わず、その中でも自分ができることを増やすためのチャレンジを続け、最後まで戦い抜いていました。
本気で戦っているからこそ、悔しさがあり、しかしながら勇気を持って自分と向き合いながら改善に向けての意識付けができていました。

● 基本
①どちらにでも進むことが出来るように準備をすること(起床、行動、トラップ、、、時間と思考の余裕を作る)
②生活面、ピッチ上、いたるところで整頓されていること(道具、動作、、、基本が整頓されている状態を作り、いかなる局面にも丁寧に対応できるように)
③フィジカルコンディションも万全に(身体がベースです。食事、睡眠、身体のケア、、、基本作りを怠らずに)

朝の試合にめっぽう弱いある選手は、早起きをして、身体を目覚めさせるという準備を怠らずに試合に入った結果、自身のパフォーマンスがいつも以上に良かったことを体感していました。
ある選手は試合中に「トラップ」をしようという言葉に意識が向き、それまでの混乱したプレーが嘘のように落ち着いたプレーを見せ、チャンスを作り出していました。
もっと良くしたいと考えている時、うまくいかない時、そういう時こそ基本に立ち返ることの大切さを感じたと思います。

● 本音
①本音を隠したままでは、本気を伝えることはできない = 本音を隠している時点で、本気ではない。
②「勝利」と「成長」のために、聞き耳が痛いこと、自分自身へも跳ね返ってくるであろうとも、本心の言葉を伝える。
③自分をさらけ出すことで、相手にもオープンになってもらう(お互いを知るために必要なこと)

ある選手が、味方のチャンスシーンに大声で「いけー!」と叫んで味方の背中を押していました。
ある選手は、相手の非紳士的なプレーに対して心の底から苛立ちを言葉と態度で示していました(これが良いものかどうかは別として)。
ある少年は、堂々とした姿で「ヘイ!ヘイ!」と要求を繰り返し、徐々に仲間の信頼と興味を勝ち取っていました。
全て本気だからこそ起こったアクションだと思いますし、それが本人だけでなく、チームにとってプラスに働いたと思います。

このように技術的な部分でないところ、しかし技術を発揮する上で重要な土台となる心の部分を少しずつ少しずつ鍛えていくことで、彼らの持っている可能性を引き出したいと考えています。

もちろん他にも様々な考え方ができると思いますが、具体的にこのような考え方で3"本"を解釈し、2日間を過ごしました。
まだまだ浸透しているとは言い難い状態ではありますが、これらが日常になるためのキッカケ・気づきに繋がる2日間になったことは間違いありません。

一進一退という言葉がピッタリの成長曲線を描いている2年生、もう数ヶ月後には3年生となり、AFCの選手として活動する時間も1年となります。
これからは緩やかな曲線ではなく、右肩上がりの成長を目指し、3"本"勝負を継続してほしいと思います。

2016年はめちゃくちゃ悔しい終わり方をしました。
2017年、ここからが本番。来年の主役はオレたちAFC茅ヶ崎の1期生だと自覚して活動していきましょう!


伊藤 大介

2016年12月28日水曜日

キャンプのテーマ【小熊優一】

ウィンターキャンプ1日目が終了しました。
今回のキャンプのテーマである
「3つの”本”」 本気 基本 本音
これらが出てきたかなと思うシーンがいくつかありました。

基本
見えるとことにパスを出す、つける、
出したら動く、声を出す、2つ考える、そのためのトラップ
これらのことは意識が出来ているなと感じています。
しかし、そのための止める・蹴るの技術がまだまだです。ここが一番難しいところだとは思いますが、こちらとしても根気強く要求していきたいと思います。

本音
プレー中、生活において思ったことを伝える。この伝えるということが大切です。
本音が出たとしてもそれを相手に伝えなければただの感想にしかなりません。
相手に伝えることにより、相手の振り返りを出来ると同時に自分への責任にもなります。そして言ったからには自分が出来ていないと、説得力がなくただの口先だけの選手・人間になってしまいます。
今日の試合では、決定的な場面でシュートを外すシーンがありました。
その中で「決めろよ!」という声が出ていました。当たり前だろと感じるかもしれませんが、この声はAFCにおいてはこれまで出ていなかった声です。つまり本音。前までは何もなくただ場面が過ぎていたので、このチームにおいての進歩だと思います。

本気
これはすべてに通ずるものだと思います。
本気で取り組んでいれば、基本も丁寧に自分に厳しくなります。
本気でプレーしていれば、本音も出ます。
今日の試合では、試合終了後に涙する選手もいて、本気でプレーしていた何よりの証拠だと思います。


明日も引き続き、3つの”本”について要求していきます。
そして今年最後の試合は良い終わり方を。
また、自分自身も3つの”本”が出来ているかを確認し、良い姿勢で選手と向き合っていきたいと思います。


小熊

2016年12月4日日曜日

【現小学6年生対象】2017年度入部体験会12月

【現小学6年生対象】2017年度入部体験会12月スケジュールをご案内します。

■12月 トレーニング体験
・7日(水)18時30分〜20時30分
・9日(金)19時〜21時
・10日(土)9時〜11時
・16日(金)18時30分〜20時30分

■12月 トレーニングマッチ体験
・24日(土)9時〜12時
・25日(日)8時30分〜12時30分

※会場は参加希望保護者様へご連絡差し上げます

参加希望の方は、
①選手氏名(ふりがな) ②所属チーム ③保護者氏名 ④保護者連絡先(携帯番号)
を、info@afc-chigasaki.com までメール送付お願い申し上げます。

2016年11月22日火曜日

SNSで記憶が消える!

選手達のスマホ利用が気になります。
暇さえ有れば、スマホを手にしています。

関係有りませんが、電車に乗っていても、驚くほどに皆さん、スマホに夢中です。
(という私もipad で本を読むので、同じように見えているとは思いますが)

月曜日の英語のクラス中にも、先生が話しているにもかかわらず、スマホを机の下で見ている選手がいました。(イアン先生に注意してもらいましたが)

すっぽまんの資料室へアップした記事をじっくり読んでください。
SNSが、記憶をなくす。
恐ろしい話しです。

まだ中学生です。
最低限の躾と強制を親の責任としてしていただきたいと思います。

西野 努

2016年11月21日月曜日

痛みを知り強くなる【伊藤大介】



早いもので2016年も残り1ヶ月と10日ほどになりました。
チームで掲げた2017年の目標に向かって前進できているのだろうか?と日々自問しています。

目標に向かっていくために、SDトレーニング、町RUN、毎月こういったトレーニングを組み込んでいきます。

サッカーはサッカーのトレーニングでしか上達しません。
しかし、サッカープレーヤーはサッカーのトレーニングだけでは育ちません。

これはAFCが掲げる揺るぎない哲学です。

心・技・体、これらが備わってこそのサッカープレーヤー。
そしてその3つの中で土台と言えるほどに重要になるのが「心」。

サッカーはこの1年半ほどで見違えるほど上達したと自負しています。
しかし、大事な場面や苦しい場面、競り合っている場面、肝心なところでの「あと一歩」「粘り強さ」「チーム一丸になる姿」「支え合いや助け合い」こういったファクターが抜け落ちてしまい、個人の力量向上に対して、チーム力はそれに見合っただけの発揮には至っていません。

サッカーはチームスポーツであり、だからこそ得られる達成感や高揚感、満足感があります。
そしてチームの中で、チーム力を向上させるために個人の力を発揮する(できる)ことが一人のプレーヤーとして非常に重要なポイントになります。

そのための修行トレーニングがSDであり町RUNです。

修行トレーニングは体力向上のために行っていません。
(結果的に体力向上には間違いなくつながりますが)
強いて言うならば「心」の体力向上のためのトレーニングです。

ダッシュにしても長距離にしても、いわゆるキツいトレーニングですが、その環境が中途半端では意味を成し得ません。
よく「血の滲むほどの努力」と言いますが、まさにそこです。

痛みの伴わないものは、努力・苦労とは言えず、その先に強化された自分の姿を見ることはできません。
痛みを伴ってこそ初めて見える景色があり、それそこが本物の努力・苦労と言えます。

その「痛み」はどれくらいで感じるのか、それは個人・チームによって多少の差があります。
AFCの選手、チームとして、「痛み」を覚えるだけの本数や距離を設定しています。
本人たちからすれば気が遠くなるほどの数字を提示されているかもしれません。

しかし、僕らが掲げた目標は生半可な姿勢では到底達成できるものではありません。
他のチームが、他の選手が、見たことのない景色と出会ってからでないと勝負になりません。

そのための痛いトレーニングをどれだけ「本」をつけた姿勢で臨めているか?
まだまだ痛みを知る前段階の力加減で取り組んでいる選手もいます。(それはつまり中途半端です)

どうせやるなら、笑顔で、ポジティブに、やりきっていこう!
Stay Smart ! Stay Foolish !

忍耐強く、選手が変わるまで、魂を込めてとことん付き合っていきます。

伊藤 大介

2016年11月6日日曜日

初めてのハーフタイム【伊藤大介】

土曜日は収穫祭。
たくさんのミスを犯しました。

それを選手の素晴らしい料理が助けてくれました。
炒飯、パエリヤ、カレー、シチューライス、ひつまぶし。
コーチチームのひつまぶしは別格でしたが、僕にとっては選手たちの料理が最高でした。

あのハートのパンケーキの味のない味は忘れることができないと思います。

日曜日の試合のハーフタイム。感動しました。
あんなに意見を出し合ってベンチに戻ってきた姿は初めて見ました。

あれだけ前半でコテンパンにされているのに、選手はまだまだ戦っていました。

その想いに応えることができたのか?
改善できたのか?考えがばらけているチームをまとめることができたのか?

後半の試合を見ながら自問していました。

AFCで指導を始めて、このようなハーフタイムは初めてでした。
選手の目が僕に何かを求めています。

嬉しさとその責任の重みを同時に感じる10分間でした。

以前、似たような試合の負け方をしましたが、似て非なるものであり、今回はポジティブな要素が多かったと思います。
スコアは僕も含めた熱量の差がそのまま出たのかと思いますが、選手は素直にいろいろなものを吸収しようとしながら前進しています。

その想いに応えたい、強く感じることができた試合だったこと、選手と対戦相手に感謝です。
そして応援に来てくださった保護者の皆様の温かい拍手が胸に突き刺さりました。

感謝の気持ちはピッチ上で示すしかありません。
"本"をつけた姿勢、これからが勝負です。

伊藤 大介

2016年10月27日木曜日

本を姿勢につける【伊藤大介】

ここ数週間前から「選手ブログ」を本格始動させました。
その日に感じたことを自分の言葉で綴る。みんな良い感じで出してくれています。

それは自然と自らへのフィードバックへとなり、今後の質の向上にもよりますが、仲間への、指導する僕への、AFCというクラブへのメッセージとなっていくものとして楽しみにしています。

質の向上、というのはどれだけ「本音」「本心」を言葉にできているか?
という部分に尽きます。

本当の音(本音)、本当の心(本心)、とは、「本当の気持ち」という姿勢なしでは出てこないものだと思っています。
本当の気持ち、つまり(本気)です。

先日収穫を終えたシェア田んぼ、ガイドしてくれる農園の方の田植えに対する姿勢がストレートに伝わってきました。
脱穀の時の厳しく一切の妥協を許さない、そしてそれをいわゆる素人である僕らにも丁寧さを求める姿勢に感動を覚えました。

本気だからこそ、他者へも厳しさを持って接することができる。
そして、その本気度が高いからこそ、一見「怖い」と思うような態度をとられ、厳しい言葉を投げられても、僕らもつられて勢いに乗せてもられる。

その言葉や姿勢に嘘がないからです。
本気でいることがその本人から本音や本心を引き出すのだと改めて気付かされました。

そんなことを考えているうちに"本"がつく言葉はとても良い言葉が多い! → AFCは"本"のつく言葉を姿勢につけよう!

という想いに達しました。

"本"のつく言葉・・・本気、本心、本音、本質、本性、本腰、本領、本物、、、、、

例えば、

・一つのキック、本物の音を立てていこう
・本式の腰構えで(腰骨を立てて)過ごそう
・コミュニケーション、本当の心をさらけ出そう
・プレー、本質から逸れずにジャッジしよう
・それら全ては本気から始まる

そして本気の取り組みの先には「達成感」というゴールや成長があります。
まずは僕自身が。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介

2016年8月30日火曜日

何合目を目指せるか?【伊藤大介】



やっとの想いで辿り着くことができた富士山8合目の朝の風景、これをみて選手たちは何を感じ、何を想ったでしょうか?
綺麗、凄い、それは見た目の感想に過ぎません。
心の中に、意識の中に、どのような感情が芽生えたか?
この写真をみた時に、その感情を思い出して欲しいと思います。

かなりの苦労をして掴むことができた景色であり、そこに至るまでのプロセス(まさに道のり)は非常に険しく、シンプルで月並みですが「がんばって良かった」という想いがあるに違いありません。
そして、自分はきつくても乗り越えることができる力があると実感できたことと思います。



それはまるでAFC発足からこれまでの道のりのようでした。

台風が心配される中で到着した富士山5合目、案の定、霧がかったコンディションの中で登山スタート。
これからどんな道のりが待ち構えているのか?不安を胸に富士山山頂への戦いが始まりました。

まさに新しく立ち上がったチーム、そこでサッカーを続けることを選んでくれた選手たち、それぞれが期待と不安を胸にする姿とリンクしました。



そうは言いながらも、スタート直後はまだまだ余裕があり、楽しくトークしながら6合目を目指し歩いている選手たち、そんな楽しむ様子に山の神様が応えてくれたのか、気がつくとそこは青空と太陽の日がいっぱいに。

やっぱり来て良かったじゃん!
と口を揃える選手たち、余裕をみせながら、歩く姿にも笑顔が溢れていました。

これは昨年の夏から今年度を迎えるまでのAFCと重なります。
不安がある中でスタートしながらも、選手たちの楽しむ雰囲気がプラスに働き、徐々にチーム状態が上向きになり、サッカーの質も向上。
この青空と同様に澄み渡った空気感が流れていました。



しかし山の神様が提供してくれるものは決して楽しいものばかりではありませんでした。
7合目を過ぎる頃には、雨と風が強くなり、体感温度も徐々に低下。
雨天時の写真がこの1枚しかないことが、その後のコンディション悪化を物語っています。
(そんな中で終始ハーフパンツ姿の男がいることが不思議でなりませんでしたが笑)

この頃になると、選手の口数も減り、まさに求めていた「自分との戦い」の時間が始まりました。
黙々と8合目を目指すAFC一行、初めてのことですので時間も予定よりも要することになりました。
すると、当然ながら日は暮れ始め、ますます"キツい"状況になっていきます。
雨風は体勢を崩すほどに強くなる時もあり、岩場は滑りそうになります。
休憩所が見えれば「やっと着いた⁉︎」となり、違うとわかった途端に落胆します。
モチベーションが下がり、一歩一歩に力が入らなくなります。

なかなか前進することができません。
これはまさに今のAFCの状態です。

今年度より公式戦に参加し、一つ上の学年と対戦するという「逃げ道と言い訳」を持ちながら戦っていることで、どこか本気になりきれず、前進のスピードが一気に減速しました。



さあ、ここからが未知の世界、富士山登山の大きな意味を持つポイントに入ります。
遠くに小さな明かりが見えました。
「あれが8合目かな?」目標地点がかすかに見え始め、(雨風が強かったせいで)おそらくそれぞれの耳には届いていませんが、「あとちょっとだぞー」という声をかける選手が出てきました。

「よーし、がんばろう!」
「あー!キツい!!」
「絶対に行くぞ!」

辛い中でポジティブな姿勢が表れ始めました。
今のAFCが目指す日頃の姿勢がこれです。
やるしかない、ゴールを目指してやる以上はポジティブに。

やっと8合目にたどり着いたのは19時30分頃(スタートは14時30分)。
到着した瞬間の選手たちは放心状態でした。



そんな頑張りに山の神様からご褒美が。
(8合目に到着後、夜中〜明け方までさらに雨と風が強まり)山頂まで進むことは来年にお預けとなりましたが、ちょうど起きる頃になると急に天候が快復し、ご来光を拝むことができました。

それは言葉にならないほどの景色、みたことのない世界でした。
まだサッカーでは経験したことのない出来事だったと思います。

あのプロセス(苦しみ)の先に、こんなにも素敵な景色がある。

それを自らの力で手にすることができ、さらにゴールを目指してやる以上はポジティブに力を出し切った結果を知ることができました。

日頃のAFCでの活動(トレーニング、勉強など)で入れている力は果たして何合目だろうか?
きっと、7合目に辿り着くくらいの力しか発揮していないと思う、という話を解散時にしました。
そして、これからは8合目を目指していた時のような力を出していこう、と。

これは決して選手たちだけに責任があるのではなく、オーガナイズするこちらにも問題があるからこその7合目まで、だと僕自身もこの富士山登山で痛感しました。

8合目を目指すレベルのプロセスを用意できているか?
そこでポジティブになれる明かりをみせることができているか?



下山後の表情、非常にいい顔をしています。
どんなに大変なトレーニングや課題があったとしても、どんな結果で試合が終わろうとも、終わった時にはこんな表情をしているチームでありたいと心から想うことができました。

チーム全体にこういった気づきを与えてくれた富士山登山、非常に大きな価値があったと思います。
来年の登山までに8合目を目指していた時のような姿勢を継続し、頂上へ辿り着けるチームへと成長すると心に誓います。

伊藤 大介

実語教

月曜日の英会話の後、英語の補習とその他の学びについて、西野塾を開催しております。
現在実施しているのは、

  • 英語の文法
  • 定期テスト対策
  • 英検対策
  • メンタルトレーニング
  • 学習計画作成
  • 古典への親しみ
以上です。
昨日は、英検の過去問題に取り組み、自分の立ち位置を知ってもらいました。
さすがに、ヒアリングはほぼ完璧でした。
そして、今年10月には各々が英検にチャレンジすることになりました。中学2年生は3級、中学1年生は4級。
そして、一年後には、それぞれ、準2級と3級へチャレンジするという目標設定もしました。

その後、古典への親しみということで、実語教の一説を声に出して読み、暗記し、そしてその意味をみんなで解釈しました。
昨日は、以下の一節

山高故不貴 以有樹為貴

山高きが故に貴からず 樹在るを以て貴しとす

1000年以上言い伝えられてきた真理。それを暗記していきたいと思います。
一生、心に残る学びだと思います。

2016年8月17日水曜日

選手ブログ 合宿2日目

中学2年 西野凜太郎
今日の練習は、守備がテーマでした。自分は、守備の位置がわからずとまどうことがたくさんありました。2対2の所で位置が悪く突破されることがけっこうありました。その後の練習試合では、1発で、ディフェンスに行ってしまい簡単に抜かれました。それも、最終手段の、スライディングをしてしまいました。それを仲間に注意されました。他にも自分が苦手であるディフェンスから受けたボールを前に運ぶことは、1.2回しかできませんでした。今回の合宿では、苦手である前を向くなどを克服していきたいです。

中学1年 山内 海音
今日はダッシュを練習したけれど自分は、辛い時も全力で走っていました。試合は、チャンスを生かせずに、点を決めれなかったので、次は、チャンスをしっかりいかせるようにしたいです。
ボールを取られたから戻るのが遅いので、そこもダッシュもどれるように体力をもっとつけていきたいです。さらに、味方に、声をかけていきたいです。そして、色んな指示をだせるように、周りを見ていきたいです。まえは、反応すらできていなかった、相手のワンツー反応が、できるようになったので、少しずつ自信がついてきた

2016年8月11日木曜日

チームコンセプトと目標設定

今回の合宿にて、改めて選手たちにどんなチームにしたいか?(チームコンセプト)と、1年後の目標設定をしてもらいました。

チームコンセプト
身体・技・頭・心を兼ね備えたチーム(個々の選手が個性を発揮し、チームとしてその個性をチーム力に変えるチーム)
愛されるチーム(地域の人々・対戦相手に愛され、応援されるチーム)
全員攻撃・全員守備
ピッチ上では激しく言い合い、ぶつかり合い、ピッチ外では仲良くするチーム

目標設定
2017年夏
茅ヶ崎市長杯で優勝
神奈川県U-15リーグ戦では、ブロック優勝
高円宮杯神奈川県予選 優勝

すべて、選手たちが話し合ってきめたコンセプトと目標です。
1年後の目標実現へ向け、切磋琢磨していきたいと思います。

西野 努







2016年8月8日月曜日

選手ブログ 合宿1日目

8月7日 日曜日 御殿場 時之栖

中学2年 相馬 利羽
  今日は合宿初日でした。着いた時に、ミーティングしました。その時に合宿のテーマを「丁寧」と決めました。今まで3つのエリアを使っていたが4つのエリアに変わりました。なので、合宿中にそのテーマの丁寧と4つのエリアを忘れないようにしたいです。

中学2年 中村 龍馬
  今日から合宿が始まって合宿のテーマを丁寧という言葉があって、僕は最初のパスコンのところなどでは、特に意識してしていました。その後の1対1で、カバーの選手をつけてやる練習では、カバーの選手が右切れなど言ってくれるのでそれを絶対に行かせないように意識しました。その後100m走って大変だったけど、それをしっかり走れば試合でも走れるとおもうのでこれからもがんばります。

中学1年 大川 隼
  1個1個の動作、プレーへのこだわりがまだまだ足りてないと感じました。ディフェンスでは、ポジショニング、フィジカルコンタクトを含めてまだまだ足りないので、あと4日で修正していきたいです。

2016年7月24日日曜日

浜見平ジュニアサッカークラブと正式に提携

この度、茅ヶ崎市で40年以上の歴史を誇る浜見平ジュニアサッカークラブと弊クラブは正式に提携することとなりました。
これを機に、様々な交流や情報交換等、お互いに助け合って活動の幅を広げていきたいと思います。

一方で、ジュニアユースのクラブチームとしては、広く様々な地域からの選手受入をしていきたいと思っております。
現在は、大磯から通ってくれている選手もおります。

受入選手数は限定させていただきますが、クラブの方針に共感してくれる選手と保護者を積極的に受け入れていきたいと思います。
したがって、セレクションは実施しません。
本人と保護者との個別面談で受入は決定させていただきます。

今月より、現6年生対象の体験練習会等を開始しております。
詳しくは、クラブホームページより確認いただき、お問合せください。

代表 西野 努


2016年7月23日土曜日

どのように収穫できるか【伊藤大介】



本日、初の公式戦「高円宮杯」神奈川県予備予選が終了しました。
初戦の逆転勝利で得た「価値の原石」を活かすことができたと胸を張って言うことはできない内容に終わってしまった試合が続いていたことが、何よりも今のチーム状態を物語っています。

意識の不変、心の怯み、人任せ(無責任)、諦め、放棄、ネガティブなワードで表現される現象が本大会第2節、神奈川県U-15リーグの2試合が数多くピッチ上に表れていました。
全員とは言いませんが、ほとんどの選手がそういった姿に写りました。
この姿勢は対戦相手、大きな声で気持ち良く応援してくださる保護者の皆様、何よりも真剣さと本気さを失っていない仲間にとって大変失礼な姿であり、非常につまらなく情けない現状だったと痛感しています。



これは「サッカーのピッチ上には日常が表現される」と毎度のことのように考え伝えている僕の指導にも大きな要因があります。
いえ、むしろ選手でなく、指導者であるこちらに問題があるという事実と向き合うキッカケになりました。(西野代表からも普通だったら聞き耳の痛いアドバイスを悔し過ぎて気持ち良く受けることができました)

本日の試合を迎えるまでに(たった2回の活動ですが)僕はもちろんのこと、選手も意識を改めるような活動をしてきた自負を持ってピッチに入りました。
第2節と同じスコアとはいえ、全く異なる表情のゲームを展開できた(ステップアップできた)と思っています。

これには僕たちチーム全体の意識の改めもありますが、一足先にAFCを去ることになった仲間の影響も強くあると考えています。
その選手を送り出すあの場面(経験)があったからこそ、チームとして、プレーヤーとして本日の試合でステップアップができたという意味でも、最後の最後に彼はAFC茅ヶ崎の仲間から多くの宝物を持ち帰ったと同時に、チームには大きな財産を残してくれたと思っています。



そういった意味でも、彼とともに過ごした時間に胸を張ることができますし、彼に対して感謝の気持ちは計り知れないものになりました。

話を戻しますが、本日の試合は結果はともあれ、本当に僕個人の感想ですが、内容は非常に気持ちが良く、最後の最後まで応援したくなる、拳に力が入り続ける試合でした。
何が何でもゴールを守ろうとする姿勢、必ず1点返すというダイナミックな攻撃、久しぶりに「これがAFCが目指すサッカーの試合だ」という瞬間をたくさん作り出すことができたと思います。

しかしながら、選手はもちろんのこと、応援してくださった保護者の方の気持ちからすれば、ノーゴールでの敗戦という結果は残念という部分は変わらないと理解しています。
ですが、その結果が伴ってくる上での大前提を本日のゲームでクリアしきったとは言いませんが、気づくキッカケを得ることはできたと思っています。

ここからはサッカーのトレーニングです。
そこについては専門的な話を選手たちにもしましたし、これからもっとしていくと思います。
この夏に価値の原石を磨いていく準備が整いました、、、、、とも言い切れません。

今日はいろいろ綴ってしまいます。すみません。

なぜか?
今日は試合以外のイベントもあったからです。

いつもいるはずの選手がピッチにもベンチにも2名いませんでした。
???????

ジュニアユースの活動でたまに聞く話ですが、試合会場を間違える・間に合わない、という「まさかうちの選手に限ってそんなことは」ということが起こりました。

これまでも、田んぼの場所がわからなかったと言って、潔く現地に向かわずに帰ってしまった選手がいたりもしましたが、試合では初めてのことです。

これも選手を指導してきた結果の一つと重く受け止めています。
本日はたまたま2名の選手でしたが、他のピッチに立っていた選手たちにもその可能性は大いにあるのだと思います。

これまでも試合会場に向かうための方法や手段について「みんなで」というスタンスを取っていました。
しかしそれは、聞こえは良いのですが、それをよーく覗いてみると、なんとなく「人任せ」になっている場面が続いていたのです。

これも良い機会です。
試合後には遅刻した選手の謝罪がありましたが、待っていた選手たちからも思っていることを正直にぶつけてもらいました。

そこで徐々に明るみになってきた「集合問題」。
これは具体的には綴りませんが、ピッチ上で起こっている「コーナーキックでの失点」がもろにイコールとなっています。



なんとなくマークが失点を生み、なんとなく集合が本日の事件を生み、、、、、
全く同じ現象です。

遅れた本人たちだけでなく、その仲間、そして僕ら指導者にも何か問題があるからこそ、こういったことがピッチ内外で起こるのです。

僕を含めた周りの大人が、結局は余計な手助けをしているのではないないか?(正解に誘導しすぎたり、安易に守りすぎたり、自発的な思考をする余裕を潰してしまったりしているのではないか?)

ピッチ外でも考え方や姿勢を改める価値の原石を拾いました。

ー「サッカーはサッカーのトレーニングでしか上達しない」という考え方を持ちつつも、

ー「サッカープレーヤー(人)としての成長(大きさや深み)はサッカーのトレーニングだけでは足りない」と痛感しています。

だからこそ、AFC茅ヶ崎だからこそ!と言える、北海道合宿での経験や50km弱ナイトハイク、田植え、これから挑む富士登山、こういった活動には価値があると自信を持って言うことができます。

試合内容は○、ただし現状での精一杯であり、まだまだできることがあるという意味では落第。
本日の試合は多くの収穫があった、とサッカーの試合の後によく耳にする、優等生思考はできません。

様々な成長キッカケ場面をオーガナイズし、ここまで耕してきたものがどのように実り、どのように収穫できるか?

ますます背筋が伸びつつも、しびれる勝負が続きます。
正解のない問題と正直に向き合いながら、AFC茅ヶ崎の選手・スタッフであることを誇りに思える活動を作り上げていきます。

本日も、保護者の皆様には、こちらの背中を後押ししてもらえるような応援を頂き心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。



伊藤 大介

高円宮杯予選リーグを通して【伊藤貢平】

こんばんは。貢平です。

今日で高円宮杯予選リーグが終了しました。
結果は予選リーグでの敗退でしたがAFC茅ヶ崎では初めての公式戦でした。



この3試合を通してみんなはどう感じたでしょうか?
朝起きてから解散するまでの行動はどうだったでしょうか?

産能大グランドを借り、短い時間の中で2試合の公式戦を行うのであれば素早く、スムーズに行動をしなければいけません。

しかし、緒戦ではコーチに指示されピッチの準備をする、指示されてもダラダラ行動するなど自分のペースで行動する選手がほとんどでした。

なぜでしょうか?
この試合は誰がプレーをする試合でしょうか?  

試合前の行動が遅かった、何らかの問題があったのかはわからないですが結果的にキックオフ直後に失点をしました。

誰のせいでとかではないですがチームとして試合に対する準備不足と本気度の低さをこの試合でコーチは素直に感じました。

あれから今日の試合まで、たくさん叱られたのか自ら行動し、素早く動き準備をする姿が少しみられました。

それが、今日の試合内容につながっているます。その姿勢を常に見せてください。
特に先輩達、後輩が来年は先輩のようになりたい、見習いたいと思われるようにカッコよくいてください。

行動を起こさなければ成功も失敗も起きないですし、成長するチャンスも生まれません!!!



そして試合は自分達の生活が全てプレーに現れます。

サッカーをプレーするのは君たち選手です。
勝ちたい、ゴールを奪いたい、ボールを取られたくない、シュートを打たせたくない。

こういう気持ちはみんなにもあると思いますがそれと同じかそれ以上に相手も同じ気持ちで君たちに向かってきます。

怯えず真っ直ぐぶつかっていくことが相手へのリスペクトです。
1試合を通して相手にぶつかっていけるチームへ成長できるようにまずは夏休みを乗り切りましょう!!

偉そうな事言ってるけどコーチも日ごろの生活を気をつけていきます!!
これからもよろしく!!

伊藤 貢平

2016年7月10日日曜日

学習サポート(西野塾)スタートします。

【学習サポート】
  • 日時
            毎週月曜日(英語教室の実施日と同じ) 19時~21時
            月3回
            7月中(7月11日・7月25日)は無料体験とさせていただきます。
  • 場所
            湘南スタジオ(茅ヶ崎駅前徒歩5分)
  • 内容
            西野代表による個別指導(英・国・数を中心に。試験前はその他の科目もカバーします)
            ※西野代表不在の場合は、代行を立てます。
            1時間は、英語を中心とします。(漢字テストも継続します)
            後の1時間は各自の選んだ科目で、各自の選んだ教材内容でサポートしていきます。
            学習計画を一緒に立て、その計画にしたがってすすめていきます。(すべて個別)
            他の塾の内容やテキスト教材等でも対応します。
  • 参加費
            1回 1,000円(英語教室に通っている選手は無料)
            場所代が生じますので、その代金としていただきます。
            別途テキスト等は各自負担いただきます。(強制的に購入してもらう教材はありません。)
            学習計画用ノートのみ、用意していただきます。(どのようなノートでも可)
明日から実施します。

西野 努

選手ブログ【及川寅泰】

7月8日金曜日
今日の練習は近くで回して遠くへパスする練習でした。この練習は、あまりやっていないけど、みんな上手にできていました。

選手ブログ【松枝 想士】

7月10日日曜日
VS 神田中学校 1-3 lose
僕は今日、以前練習した自分がボールを貰って、僕がおとしたボールを味方の選手が前に蹴り出すというのを、意識して試合に挑みました。それで、僕は、パスをしっかり、仲間の選手に当てて蹴ってもらい自分も攻撃に参加することも意識いていました。結果は、あまり、良くなかったけれど、自分は、前半は良かったと思いますが、後半は、パスミスがあったので、つぎは、そこを直していきたいです。

2016年7月3日日曜日

シェア田んぼ

今年もシェア田んぼで米作りにチャレンジ。
今日はタニシ退治。
どうやら、タニシは、稲の敵ということだ。

米作りで、「いただきます」の意味を理解してほしい。
口にするものがどのようなプロセスをへて自分の手元へ届くのか理解してほしい。
そんな気持ちで始めていますが、、、、

まだまだ、理解が浅いようだ。


選手ブログ【西野 凜太郎】

7月1日金曜日 八幡小学校
セットプレーを中心にトレーニングをしました。コーナーキックのの時に僕は、2回もチャンスがあったのに2回ともはずしてしまいました。なので、これからは、もっと練習をして、百発百中にして、試合でも、点を稼ぐことが、出来るようにしていきたいです。

2016年7月2日土曜日

快晴よりも改正



今日も快晴!そして、相変わらず試合前は緊張するようです。
ピッチ入場の直前に選手全員と握手しているのですが、今日も表情は硬かったです。
これは選手だけでなく、送り出す指導者側にも改めるべき点があるのかもしれません。

カチカチではありませんでしたが、あらゆる局面で相手に先手を取られる厳しい試合立ち上がりとなりました。
前回拾うことができた「価値の原石」、まだまだ磨いていく必要があることを痛感。

第1節前に、選手たちには「公式戦という場は、今まで以上にみられる機会やポイントが増える場である」ということを伝えました。
AFC茅ヶ崎というチームが、ピッチ内でどのようなサッカーを展開するのか?選手個々はどのようなプレーの特徴があるか?ピッチ外ではどのような姿勢でいるのか?指導者はどのような人間でどのような指導をするのか?ベンチは?レフェリーは?本部は?保護者の応援は?



ポイントを挙げればキリがありません。
そんな中で、本日の対戦相手は有難いことにAFC茅ヶ崎のサッカーをみた結果、リスペクトし、研究してきたチームでした。

もしかすると、試合前から準備・姿勢の面で負けていたのかもしれません。
実際に、試合前準備段階でAFCの選手によくある「ふわっと感」に対して少し叱りました。
かたや相手はしっかりと準備を怠らず、時間を大切に使いながら集中力を高めていました。
これも、選手と指導者、つまりチーム全体で改める必要があります。



そういった姿勢で臨んだゲームです。
展開が厳しいものになるのはやむを得ません。

前回も綴ったように、ピッチ上では日頃積み重ねてきたものしか表現されません。
そういった意味では、第1節後に修正点と向き合い、その修正点からの失点はなく、しっかりと前進していることは証明できました。

そしていつも通り、ボールを前進させるために複数の選手が関わりピッチを走る部分においては相手を上回っていたと思っています(精度は低いもののボールと人の動きの質という面で)。
しかし、結果的にはそのスタイルを研究し、狙われていたため、自分たちを表現しようとするところからミスが生まれ失点につながっていました。

ここは完全に僕のサッカーの原理原則に基づく指導という部分に改めるポイントがあります。

相手はAFCには無いものを持っていました。
縦への推進力、球際やフィジカルコンタクトの強さ(身体のサイズについては何とも言えませんが…)、ボールやゴールへの執着心、、、、、AFCには無いパワフルさでゲームを有利に展開されました。

自分たちの特徴やできることを踏まえて、
ピッチ環境はどうだったか?(風上、風下を意識していたか?)
攻撃の場面では何を狙い、守備では場面では何をすべきか?

決断力という点でも「日頃のアプローチで少し与えすぎなのかもしれない」、と考えさせられることもありました。
いわゆるサッカーを理解しているかどうか、という部分においても差を感じました。
相手がイニシアティブを握る時間帯の方が多く、完敗でした。

僕の指導してきたことがピッチではそのまま出ていたこと、しかしまだまだサッカーというゲームを展開する上では不足していることがあり、それをこれからのトレーニングで伝えていくことを選手に約束しました。

非常に悔しかったですが、西野代表にもアドバイスをいただき、改めるポイントと向き合うキッカケを得ることができました。

選手たちも、試合前の準備や相手へのリスペクト、日頃のドリルトレーニングに対する考え方、ボールへの執着心、勝負へのこだわり、決断する勇気、改めるポイントはあったと思います。

よくサッカーの試合後のインタビューで、改善という言葉を耳にしますが、改善は改めて善くするということです。
そうではなく、改正、つまり改めて考え方を正すべきこともある!と感じました。

もちろん"こだわり"は伝わってきました。
しかし、その"こだわり"はまだまだ小さいな部分のもので、もっと大きく先をイメージした、勝負をベースにした"こだわり"と"思考"を持てるように指導していきます。

本日も快晴の中で素晴らしい環境のもとサッカーができましたが、快晴以上に改正という言葉と出会えたことで次のトレーニングへの楽しみが増えました。
また、保護者の皆様にはたくさんの応援にお越しいただき、心から感謝申し上げます。

次節では、また変化した彼らの姿が見れることを約束します。

伊藤 大介

2016年6月26日日曜日

価値の原石をゲット【伊藤大介】

本日はAFC茅ヶ崎史上初の公式戦が開催されました。
常日頃、練習試合だから、公式戦だから、という使い分けをしているようでは大きく成長しない、サッカーに・対戦相手に失礼、と考えています。
ですから、今日も大好きなサッカーの、楽しい試合の一つ、と考えています。



しかし、選手はそうもいくはずがありません。
まさかいつも通りのメンタルコンディションでピッチに入ることができるわけもなく、みな一様に緊張していました。
選手の気持ちを考えれば、理解はできます。
「公式戦」という響き、試合前のメンバーチェック作業、さらには相手選手や相手ベンチの雰囲気、レフェリーのウェア(審判服を着ている)、ギャラリーの数(いつもの試合の何倍もの数)、緊張しないわけがありません。


もちろんクラブにとっても大きな一歩だという認識はあります。
また、2015年度からスタートしたAFC茅ヶ崎の歴史の「公式戦」という章の1ページ目を飾る試合ですから、そういった意味では大事な試合だと考えています。

ところが!
逞しく成長しているAFC茅ヶ崎の選手たち、これまでの試合でも何度もあった「立ち上がり早々の失点」を喫します(笑)
開始20秒での失点。まさかの「いつも通り」の試合の入り方をしてくれました、、、、、

これが平常のメンタルコンディションへと導いてくれるのか?
ちょっとルーティン的な期待をしましたが、まだまだ浮き足立っている負の連鎖が続く前半立ち上がり。
いつも元気なアクションを起こす選手ですら、動きは硬く、静かなプレーが続きます。
もちろん全体のプレーのパフォーマンスは低く、いつも通りではありませんでした。
そんな状態ですから、立て続けに2失点目を喫します。

この緊張の中で自分のパフォーマンスが低下してしまうこと。
ここに何を感じることができたでしょうか?
日頃のトレーニング、何となくプレーしている瞬間がまだまだ多いのではないでしょうか。
日頃、積み重ねて自信を持ってピッチに立つことができれば、緊張している中でもプレーの質は大きく落ちることはありません。
まだまだ積み重ねが浅いということだと思います(僕自身含めて)。

この自信の薄さに悔しさを覚えつつ、選手を信じ、戦況を見つめていましたが、徐々にAFCの選手たちのストロングポイントである「素直さ」が顔を出し始めました。

結局、特別なことはできない。
試合は日頃の成果が表れる、まさに「発表会」。

割り切り始めたのか、いつも通り、丁寧にみんなでボールを前進させるプレーが増えてきました。
少しずつボールを自分たちのペースで支配し、守備でも強度を見せ始めた前半の中盤以降は何の心配もしませんでした。(結局、前半は2点返し同点で終わりました)

ハーフタイムでは、緊張のあまり喉がカラカラで声が出なかったという選手のコメントを聞き、羨ましく思いました。
これだけサッカーの試合に対して緊張できる彼らは非常に幸せな選手たちだと思います。

前半中盤以降のプレーやハーフタイムでの選手の表情を見て、「大丈夫!」と確信。
結果は相手がいることなので何とも言えませんでしたが、後半はいつも通りの良い試合ができると安心できたので、逆サイドに陣取っている応援の保護者の皆様へご挨拶する余裕が生まれました。(その時にも皆様にきっと大丈夫です!とお伝えしたと思います)

そして、後半は日頃のトレーニング風景や、試合をみているような展開。
選手たちは自分たちでサッカーの試合を進めることができていました。
(結果、後半に3得点が生まれ、5-2の逆転勝ち)

初勝利、初勝ち点、初失点、初得点をゲット。
それ以上に「価値」の原石を獲得することができたと思います。

この原石が輝くかどうかは、今後の磨き方(フィードバックとそれに伴うアクション)次第。


前述の通り、日頃の積み重ねを強烈に振り返ることができる経験ができたと思います。
第2節は7月2日(土)、たった2回の練習機会、されど2回の練習機会、どれだけ意識を変えるきっかけになっているか楽しみです。

さぁ、拾った原石を磨こう!


伊藤 大介

2016年5月22日日曜日

5月22日(日)練習試合

お久しぶりです。
ブログを自分でアップできず、いま伊藤コーチに叱られた貢平です。

私事ではございますが、みなさまにご報告がございます。
今年の10月に晴れて、日本サッカー協会公認の指導者ライセンスであるゴールキーパーC級コーチ養成講習会に参加させて頂く事が確定しました!!
しっかりと講習会を受けてAFCの活動に活かせるよう学んできます!!

さて本題の練習試合の感想を綴っていきます。

気になった事は2点。

1つ目は1試合目の入り方。(vs ベラジスタ)
いつも立ち上がりが悪く、相手にペースを握らせてしまう時間が続きます。
(今日は開始12秒で失点してしまいました、、、、)
確かに、今日はウォーミングアップをする時間、場所が限られていたとはいえしっかりと試合に対するモチベーション、身体の準備をしていれば球際の強さ、簡単に抜かれない、シュートをうたせない、裏に出たボールの処理などもっと良い試合になったはずです。
簡単に言えば、自分たちでゲームを壊しています。

今日は練習試合で良かったですが、もっと大事な試合で同じような試合の入り方をしないように日頃から心がけてください。

2つ目は球際の強さを求めた結果とても良いゲームが出来ていたという事です。
(vs LJ厚木)
相手には何名か高校生の選手がいて、状況的には苦しいゲーム展開予想されましたが、連続して果敢にボールを奪いに行く事で好ゲームが生まれていました。
ただ寄せるのではなく相手に自由なプレーをさせない事で相手の攻撃回数を減らす事が出来るし、自分たちがボールを保持する時間が増える事に気がついたと思います。
でも、サッカーの試合ではあの強さがスタンダードです。
コーチに求められて、プレーをするのではなく自分たちで2試合目の様なプレーを常日頃から心がけてトレーニング、試合をしていってください。

そして、選手同士で求めていってください。

みんな、おつかれさまでした。

伊藤 貢平

2016年5月8日日曜日

2016年度新入生歓迎式典

本日、2016年度新入生歓迎式典を開催いたしました。

貢平コーチの「シジュウカラ」になぞらえた話から始まり、西野代表からクラブの理念並びに活動報告がありました。


そしてこの式典のメインイベントである、選手たちによる「AFC茅ヶ崎での3年間での目標」のスピーチが行われました。

2期生である1年生。緊張しながらも自分の言葉で、これからの3年間での目標をしっかりとスピーチしていました。4月からの1カ月で試合もトレーニングも上級生と行い、揉まれることで、頭も体もついていくのがやっとだと思います。厳しい環境の中ですが、1年生にとってとても良い経験になっているはずです。

1期生の2年生は、昨年度の発足式で掲げた目標の振り返り、そしてAFC茅ヶ崎での残りの2年間での目標をスピーチしました。さすがAFC茅ヶ崎で1年間過ごしてきた2年生、普段のリラックスした姿からは想像できないような堂々とした姿・言葉でのスピーチとなりました。


1年生、2年生共に素晴らしい目標を声高らかに宣言してくれました。
本日の目標を常に頭と心に意識して、普段の生活・トレーニング・試合に臨んで欲しいと思います。


これからの選手たちの振る舞いに期待します。




選手ブログ【西野凜太郎】

平塚アリーナ
5月8日金曜日
今日は、2時間ずっとフットサルゲームをしました。AFCガチンコリーグという、名前のリーグをしました。自分は、沢山点をとり絶好調でした。そして、優勝までしました。試合で、絶好調になるためにもっと、ひとつひとつのプレーに1に入魂していきたいと思います。

2016年5月5日木曜日

選手ブログ【内堀 凪】

合宿 3日目
3日目は、合宿で練習したのを試合(発表会)で生かそうと思いました。合宿で練習してきた内容は、
言葉を使う事.体の向きを気をつける事で、試合(発表会)では、1.2本目までは、言葉を使う事や体の向きを意識していて良いプレーが出てくるのですが、3.4本目になってくると体力が無くなってきてしまい意識などしてない人もいます。そのため、2日目の試合の3.4本目もそうでしたが自分たちでボールが保持でしなくなってしまいました。なので、これからの練習も言葉を使う事と体の向きを意識して行きましょう。 3日目は、これで終わり

スポーツと勉強の両立が大切な理由

こういう記事を保護者の方方にも読んでいただきたい。
中学生から結果をもとめることがどれだけばかげているか!

競技スポーツかそうでないか?
田植えてきな活動はサッカークラブなのだから必要ないのでは?

そのような意見をもっている保護者の方方に是非とも読んでいただきたい!
世間の流れが、私は間違っていると思う。

一流アスリートを転落させる2つの呪縛

少年スポーツを成果主義で測る”異様”

2016年5月4日水曜日

本日の試合、代表コラムを読んで【伊藤大介】

長時間移動での練習試合。
週末の試合も埼玉まで向かいますが、ピッチ外でも共に過ごす時間が長くなります。
そして、そこでマナーやエチケットを学び、人間関係を築き、AFCの選手として立派な姿を社会に見てもらうことになります。

長時間の移動はおそらく選手たちに見えない疲労として蓄積されているのだと思います。
それがピッチ上でのパフォーマンスに少なからず影響しているとも思います。

しかし、それ以上に「元気のない表情」を一瞬浮かべる選手がいることに一抹の不安を覚えました。



これだけの快晴の中(かなりの強風でしたが)、ほぼフル出場できる環境で、サッカーをプレーできる、試合ができる喜びを持ってピッチに立っていたのか?

確かにハーフタイムでは怪我をしている選手がコーチ役となり、作戦盤を使って様々な意見を伝え、選手たちは最終的に前のめりになって意見を耳にしていました。



サッカーを真剣に考えている証拠だと思います。
しかし、そこには本来ある「楽しさ」「(好きだから)負けたくない」といった表情が少なかったように思います。

複数の選手が関わり、ボールを動かしたりスペースを作ってボールを前進させる「サッカーらしさ」は随所に見られます。
これは間違いなく選手たちが一生懸命素直にトレーニングを積み重ね、サッカーを考えてきた成果です。

しかしながら、決定的に欠けているピースがあるため、「楽しさ」や「喜び」を共有できていない「頭でっかち」になっているのだと、今日の試合で気づかされました。

西野代表がおっしゃっているように「サッカーの原則」を、本質を改めて追求することで、これまで積み重ねてきたものがより輝くように磨いていきたいと思います。

きっと僕自身も「頭でっかち」になっていて、選手に対するアプローチも軌道修正が必要なのだと痛感しました。
それを気づかせてくれた選手たちの無言のメッセージに感謝しています。

これからのトレーニングとアプローチで必ずお返しします。

伊藤 大介

サッカーの原則

サッカーにも原則がある。

限られた時間ないに、相手ゴールへたくさんボールをいれたチームが勝ち。
実はシンプルなスポーツ。

そのために、どうやって相手ゴールへたくさんボールを入れ、自分のゴールへボールを入れさせないか。

そうしたシンプルな原則を見失いがちだ。
目的と手段は明確に違うはず。
得てして、昨今の世の中は手段にとらわれがち。
原則に立ち戻ると、結構シンプルだったりする。

簡単に考えてみた方が良いのではないかとも思う。

自分がサッカーを大好きになったきっかけや理由を。


2016年5月3日火曜日

選手ブログ【永野光】

2日目
今日は、午前中練習で声を出して体の向きを意識しました。
午後は、柏レイソルと試合だったので午前中の意識した所を意識してやったので1、2試合目は良いプレーが出来ました。

選手ブログ【毛利励】

合宿1日目
今日は、伊藤コーチから、この合宿3日間のルールを2つ教えてもらいました。
1つ目は、パスを出すとき、受けるときに必ず、その人の名前を呼ぶということです。
2つ目は、体の向きに気をつけるということを教わりました。
これらのことは合宿以外でも、継続してやりたいです。

2016年5月1日日曜日

【春キャンプ】3日目:朝

ややお疲れ気味の選手たち。











遅れてきた男、登場!
これからトレーニングマッチです。

【春キャンプ】2日目:ミーティング

西野代表より、
2年生にはAFCの初心を思い出す
1年生にはAFCという場所がどういう環境か

ということに、思考させられるお話がありました。


まだまだ自分の言葉や思考として表現できないものの、自分の中で感じるもの、刺さるものがあったはず。

僕(伊藤)からも「サッカーを」「AFCを」大事にするというベースの中で自然と生まれてくるアクションを起こそう、という話をさせてもらいました。

stay smart & stay foolish

サッカーのピッチ上には、確実に日常が表現されます。
AFCのスローガンとも言える、この哲学をピッチ上で表現できるように、日々の積み重ねを大切に大事に過ごしていきましょう!



2016年4月30日土曜日

【春キャンプ】2日目:トレーニングマッチ

2日目の午後は柏レイソル長生とのトレーニングマッチ。
ちょっとしたミスが重なり、試合の入り方としてはベストな状態とは言えない出だしとなってしまいました。

コーチのミス、選手のミス、、、ミスは誰にでもありますが、準備不足は否めず少し悔いの残るトレーニングマッチの入り方となってしまいました。
悔しいですが、次(明日)に必ず繋げます。



とは言いながらも、ここ最近のAFCのサッカーがピッチ上では展開され、最初の2ゲーム(1ゲーム30分)はボールを相手よりも長い時間支配していました。
ここまではトレーニングの成果として出ています。
しかし、その先がいま目の前にある課題です。

もう1段上のステージに上がっていくためにも、このキャンプで取り入れたベースの部分を大事にして活動していきたいと思います。

そして、初合宿の1年生!
ヘトヘトになるまで必死に2年生の先輩たちに食らいついてきています。
試合中にも関わらず、ベンチに戻るとぐったりです。



いつものAFCの試合の通り、3本目のゲーム途中から足が止まり、トレーニングの成果を発表する場から、心と身体と頭の持久力が試されるオーガナイズに。
もちろん相手の人数の方が多いため、体力的な部分で負けてしまうことはあります。

しかし、そこを一番の理由(体力がないと思ってしまう)にしてはならず、ピッチ上で自分ができることをやり切ることができたのかをしっかりと見届けています。

自分のピッチ上でのアクションを振り返って、本当に自分ができることを出し切ったのか?
今日は試合後にそんな振り返りをしました。



少しずつですが、自信を持ってやりきったと言える選手も出てきています。
反面、まだまだ「こんなものでいいか」という部分が見え隠れしている選手もいます。
中には悔しさから涙する選手もいました。

自分が、仲間が、苦しい時にこそ、今持っている力を精一杯使い切ることができる選手になって欲しいと思います。
またサッカーを大事にして、ベストコンディションで試合に臨めるような準備をもっと意識できるように導いていきたいと思います。

【春キャンプ】2日目:トレーニング

2つのテーマを脳で身体で意識しながら積み重ねています。
ここが2016年度の活動ベースになってきますが、まだまだ繰り返して意識し続けなければなりません。


ゴールキーパートレーニングも充実の内容。


なかなか良い表情をしていました。


最後は代表、コーチ、マネージャーも参加の全員紅白戦。
ある選手のキレキレドリブルに尻もちをついてしまった大人もいました(笑)


さぁ午後はトレーニングマッチ。
少しでもトレーニング成果の発表をして欲しい!