2016年10月27日木曜日

本を姿勢につける【伊藤大介】

ここ数週間前から「選手ブログ」を本格始動させました。
その日に感じたことを自分の言葉で綴る。みんな良い感じで出してくれています。

それは自然と自らへのフィードバックへとなり、今後の質の向上にもよりますが、仲間への、指導する僕への、AFCというクラブへのメッセージとなっていくものとして楽しみにしています。

質の向上、というのはどれだけ「本音」「本心」を言葉にできているか?
という部分に尽きます。

本当の音(本音)、本当の心(本心)、とは、「本当の気持ち」という姿勢なしでは出てこないものだと思っています。
本当の気持ち、つまり(本気)です。

先日収穫を終えたシェア田んぼ、ガイドしてくれる農園の方の田植えに対する姿勢がストレートに伝わってきました。
脱穀の時の厳しく一切の妥協を許さない、そしてそれをいわゆる素人である僕らにも丁寧さを求める姿勢に感動を覚えました。

本気だからこそ、他者へも厳しさを持って接することができる。
そして、その本気度が高いからこそ、一見「怖い」と思うような態度をとられ、厳しい言葉を投げられても、僕らもつられて勢いに乗せてもられる。

その言葉や姿勢に嘘がないからです。
本気でいることがその本人から本音や本心を引き出すのだと改めて気付かされました。

そんなことを考えているうちに"本"がつく言葉はとても良い言葉が多い! → AFCは"本"のつく言葉を姿勢につけよう!

という想いに達しました。

"本"のつく言葉・・・本気、本心、本音、本質、本性、本腰、本領、本物、、、、、

例えば、

・一つのキック、本物の音を立てていこう
・本式の腰構えで(腰骨を立てて)過ごそう
・コミュニケーション、本当の心をさらけ出そう
・プレー、本質から逸れずにジャッジしよう
・それら全ては本気から始まる

そして本気の取り組みの先には「達成感」というゴールや成長があります。
まずは僕自身が。

AFC茅ヶ崎 監督 伊藤 大介