2018年10月23日火曜日

【10月21日(日)】みんながワクワクするチームに


先週に引き続き、今週のリーグ戦も惜敗。
非常に良いゲームだったことは確かですが、自信を掴むところまでは至っていません。
何とか勝利を掴むことで「自分たちは成長している!」と心から思える状態にしてあげたいのですが、力及ばず、、、、、悔しいです。

実際にゲームの中身を覗けば、技術的(身体、ボール、ゲームの扱い)にはまだまだ稚拙な面が多々あります。
しかしながら、自分(たち)が今できることは精一杯出し切れています。
その結果、これまでであれば大敗しているであろう相手にも得点を奪い、苦しめるところまで戦えているのだと思います。

力を出し切ることができている要因の一つに「ポジティブさ」があります。

・誰もミスをしようと思ってプレーしていない
・誰もが自分のプレーを褒められたら嬉しい(気持ちが乗る)

メンタルコンディションを整える上で、重要なファクターです。

至極当然のことなのですが、いざ真剣勝負が始まると「勝ちたい」気持ちがある故に、わかっているのに仲間のミスに対してつい文句や批判に近い言葉を発してしまう(=思考してしまう)ことがあります。
特にまだまだミスが多いAFCの選手たちですから、その事象に対してネガティブな思考や言葉が出てしまうであろう場面は多々あります。

しかし、これも実は日々の積み重ねの結果に過ぎません。

つまり日頃のトレーニングでの姿勢・振る舞いがそのままピッチ上で表現されます。
日頃からネガティブなワードが飛び交っていれば、当然ゲーム中にも同じ現象が起こります。
逆にポジティブなワードが飛び交っていれば、言わずもがなです。

仲間のミスに対してフォローのアクションを起こすことが習慣化されていれば、ポジティブな言葉だけでなく、トランジションのところの質も上がります。

そして、「仲間の良いプレーを褒める」ということは「仲間の良いプレーやできるプレー、得意なプレーを理解する」ことにつながります。
要するに、仲間を理解することができる=お互いの頭の中を覗くことができている状態でプレーできる=スムーズでダイナミックなグループアタックにつながります。

ここ最近のAFCのトレーニングやゲームはこの「ポジティブさ」を維持することができています。
だからこそ、練習中のミスの質も上がり(積極的なトライによるミス=振り返りしやすい)、試合でも力が圧倒的に上の相手にも最後まで行方が分からない勝負をすることができています。
(たくさんの保護者の方の応援もかなりポジティブになってきました)

きっと見ている人たちをワクワクさせることができているのではないかと考えています。
僕自身もベンチから見ていて非常に楽しいですし、ワクワクしています。

最後のステップは「プレーしている本人たちがワクワクする」ことです。
このためには楽しいことばかりでなく、地道な経験も必要です。
引き続きポジティブにコツコツ積み重ねることで、選手たちがワクワクできるチームまで引き上げていきます。

伊藤 大介

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